過去ログ - 「総員、機兵突撃に、移れッ!!」
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1:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:12:55.45 ID:3FS6F9Mu0
オリジナルです。
適当に書いてきます。
気になる点や質問には直したり答えたりします。


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2:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:13:34.81 ID:3FS6F9Mu0
「初めて貴様に出会ったのは5年前、まだ貴様が新品の少尉で俺が真新しい少佐の階級章をつけていた頃だな」

新築の建物独特の匂いが微かにする部屋の中で、イスに深く腰掛けた男が偉そうに話している。

「今では貴様が真新しい少佐の階級章をつけている。あの頼りなかった新品少尉が今では連邦陸軍機兵科のトップエースだ。出世したな、貴様」
以下略



3:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:14:31.84 ID:3FS6F9Mu0
「昇進おめでとうございます、少佐。時間が惜しいので歩きながら説明をしたいのですがよろしいでしょうか?」

「ありがとう、中尉。ああ、かまわないよ。私もそのほうが助かる」

「ありがとうございます、少佐。少佐もご存知の通り統合編成計画で今、軍は何処も混乱しておりまして・・・」
以下略



4:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:15:20.53 ID:3FS6F9Mu0
機兵とは、40年ほど前に誕生したまったく新しい兵科である。元々歩兵の防御力を向上させる目的で装甲戦闘服として研究が始まったが、いざ完成してみると実際よりも5mほど大きい全長8m程度の人型機動兵器であった。
魔導エンジンを用いたこの人型兵器、カタログスペックはなんとも微妙なものだったが、人型であるゆえの汎用性と、何よりも魔導エンジンの生み出すの力とさまざまな副作用により性能テストにおいて良好な成績を収め、陸軍に採用されることとなった。
今では技術力が高まった事もあり、さらに性能が高まった第三世代型と呼ばれる機種が性能テストの最中である。
オーラシエル連邦陸軍(レノック少佐達の軍)では、機兵は大隊が最大単位として扱われる。また、機兵4機で小隊、3個小隊プラス本部小隊1個で中隊、2個機兵を核にして編成されるのが軽機兵大隊、3個機兵を核にし、諸兵科を加えられて運用されるのが重機兵大隊である。
前者は機動力、後者は攻撃力を高める為に区別して編成されている。
以下略



5:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:17:03.68 ID:3FS6F9Mu0
といいながらかばんを差し出した大尉が扉を示す。
扉には101大隊と書かれた木札が掲げてある。ノーズウェル大尉が鍵で扉を開け、中を示す。中央奥に作りがいい机と椅子がこちらを向いて鎮座している。部屋の真ん中には8つの机が並べられていた。
大隊司令と大隊本部の人員の机だろう。左右には何も入ってない棚も備え付けられている。

「本部小隊の人員は明日着任します。とりあえずは4個中隊分の機体編成だけ決めていただいて、先ほどの旅団司令室となりが私の部屋となっておりますので、そこまで届けていただけないでしょうか?そのあと、宿舎をご案内いたします。」
以下略



6:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:21:01.27 ID:3FS6F9Mu0
統一種族連邦、連邦暦300年、2月18日。第101大隊編成。

大隊本部(約20名)

本部小隊(A型基本3機、A型カスタム(大隊長専用)1機)
以下略



7:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga sage]
2013/04/20(土) 00:21:50.38 ID:3FS6F9Mu0
こんな感じです。
先は長いので、適当にやっていきます。


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/20(土) 01:01:58.38 ID:2YlURFouo
面白そうやな

期待してる


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/20(土) 08:33:34.82 ID:n0u7Ngh5o
面白そうだ。頑張れ。


10:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[ sage]
2013/04/20(土) 18:51:01.87 ID:3FS6F9Mu0
今ふと思って計算してみたんですけど整備中隊250人だと一機あたりの整備人員が3.9人・・・。
いやいやいや、無理でしょうと。
もう1個整備中隊を編成に加えますか・・・。こんなところで設定の甘さが露呈するとは。
となると連隊ごとに1個大隊規模の整備大隊がいることとなり、旅団全体でで2個大隊ほど整備人員がいることとなります。
うーん、どうなんだろうか・・・。設定の練り直しです。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/20(土) 19:54:08.34 ID:2YlURFouo
>>1の好きなようにしてくれ

設定は面白いし


12:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga]
2013/04/21(日) 15:55:42.23 ID:EBN3dbef0
副官室の札が掲げられたドアをノックすると、ノーズウェル大尉ではない声の返事が聞こえた。
名前と用件を告げると扉が開かれ、軍曹の階級章をつけた女が現れた。

「わざわざお越しいただきありがとうございます、少佐。どうぞ中へ」

以下略



13:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga]
2013/04/21(日) 15:56:29.61 ID:EBN3dbef0
士官用宿舎は、駐屯地の南東にあった。
昔からある宿舎らしく、石材で出来た若干古いつくりだったがよく整備が行き届いており、石材の経年劣化が良い感じに瀟洒な雰囲気を醸し出していた。
遠目からは何処かの一流ホテルと見間違う外見であり、駐屯地内で完全に浮いた存在となっていた。
エレベーターで6階まで上がり、角の部屋まで行った所で軍曹がポケットから鍵を取り出す。

以下略



14:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga]
2013/04/21(日) 15:57:28.90 ID:EBN3dbef0
失礼します、と敬礼しナーム軍曹は階段のほうへ去っていった。
今まで聞いていたダークエルフの印象とはまったく当てはまらない人だ、そう思いながら、部屋へ入っていくレノック少佐であった。

軍曹の外出許可を取り(旅団人事科の将校と少し世間話をして仲良くなったら許可してくれた)、細々とした用事を済ませ営門の前に到着したのは6時の10分前であった。
軍曹は既に営門の前に直立不動の姿勢で待機していた。軍服であるならば様になったであろうが、彼女はかわいらしい私服を着用していた為、非常に目立っていた。
以下略



15:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga]
2013/04/21(日) 15:59:32.46 ID:EBN3dbef0
酒場の主人らしき人物が声をかけてくる

「いらっしゃい、お兄さん!!お二人かい!?おあついねぇ!!」

「ありがとう、主人。個室は開いているかい?」
以下略



16:>>1 ◆ZPVv3mtiARM9[saga]
2013/04/21(日) 16:00:53.31 ID:EBN3dbef0
簡単な話ならすぐかけるんですけどね。
次回は本格的に大隊を編成してゆきます。機体はまだ届かないかな、うん。


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 18:50:52.55 ID:ZAUM6HzBo
面白い、期待支援。


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/22(月) 08:58:46.03 ID:B9iGtiE80
おつおつ


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