過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 00:37:12.58 ID:Dgfk4HX70
次の日、恭介があたしの部屋に来たのは9時くらいだった。
昨日と全く同じ服装、つまりは制服姿で現れた。
さやか「こんにちは」
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2013/05/12(日) 00:43:56.30 ID:Dgfk4HX70
恭介「もうお嫁に行けない……」
恭介の体は、思っていたより自分一人では何もできない状態にあるらしかった。
人によっては全然そんなことはない、むしろ軽いなんて言う人もいるだろうけど、あたしにとっては違う。
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2013/05/12(日) 00:53:39.64 ID:Dgfk4HX70
さやか「それより苦労したのは……いや、ごめん、なんでもない」
恭介「ブラジャーでしょ?」
さやか「ゲッ!なんで分かったの!?」
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2013/05/12(日) 00:56:10.58 ID:0hM/6Bg4o
なんて素晴らしいスレを見つけてしまったんだ俺は…
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 01:02:06.96 ID:Dgfk4HX70
恭介「ほんとに?バイオリンの神様に誓えるんでしょうね?」
さやか「誓えるよ!」
恭介「……ほんとに?」
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2013/05/12(日) 01:10:42.59 ID:Dgfk4HX70
さやか「……」
恭介「はっはっは……」
当然というか、簡単に見破られていたのか冷めた目で見られていた。
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2013/05/12(日) 01:17:57.31 ID:Dgfk4HX70
さやか「なんとか元に戻る方法を探さないとね」
そうだ、元に戻らないと。
でも、そうしたら恭介の腕はまた……
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2013/05/12(日) 01:29:06.80 ID:Dgfk4HX70
恭介「だれか使わないCDプレーヤー持ってたりしないかなぁ」
さやか「今の時代、持ってる人が少ないからね」
恭介「そうだよねぇ」
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2013/05/12(日) 01:37:56.82 ID:Dgfk4HX70
うまく動かせないなんて言って、それじゃあ恭介の腕がやっぱり駄目なんだって言ってるようなものなのに。
こんなところで強がったって何の意味もないけど、せめてこれ以上傷つけないようにすることは出来るはずなのに。
恭介は何か言いたそうにしてたみたいだけど、押し黙って自分の手を眺めていた。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 01:45:09.43 ID:Dgfk4HX70
さやか「さやかは、CDを割るくらいで元に戻れると思う?」
恭介「え?どうだろ、試してみないと……」
さやか「僕はね、まだ無理だと思うんだ」
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2013/05/12(日) 01:50:19.57 ID:Dgfk4HX70
さやか「かなりきついから覚悟しておいた方がいいよ」
恭介「そ、そんなに?」
さやか「さやかは今僕の体に慣れてないだろうから、余計に大変だろうしね。じゃ、少しだけ帰ってくるよ
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