145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/26(日) 07:14:11.71 ID:cYGd8PLko
わたしは何も言わずに食堂を抜け出した。
話を盗み聞きしようかとも思ったけど、やめた。
たぶんわたしには、聞いたって理解できない。
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/26(日) 07:14:40.74 ID:cYGd8PLko
つづく
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/26(日) 07:31:01.96 ID:MrGwNkIAO
乙。リアルタイム遭遇
そういえば主人公の名前まだ出てないのな
過去の記憶がないわ銃の扱い方を知ってるわで謎が多い
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/26(日) 11:20:01.12 ID:PdXa1rb0o
乙
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/26(日) 13:12:17.84 ID:DoW/Da5AO
乙です。
>>145
スキータ・デイビスの「この世の果てまで」
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:18:21.42 ID:Mlv00GWXo
◇
音楽をかけたまま、眠ってしまったらしい。
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:19:14.53 ID:Mlv00GWXo
ふと、例の男のことを思い出した。
自分がどのくらい眠っていたのかは分からないけれど、話はもう終わったのだろうか?
シラユキは、話が終わったらわたしのところに来ると言っていた。
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:20:08.55 ID:Mlv00GWXo
着替えを終えて廊下に出る。いつもより肌寒いような気がした。
ここでの生活には、現実感というものがほとんどない。
地に足をつけてここに生活しているという実感が、ほとんどないのだ。
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:21:17.50 ID:Mlv00GWXo
わたしが降りてきたことに気付いたのは、シラユキより男の方が先だった。
そのことに、すごく嫌な気持ちになる。
気分が落ち着かない。何かもやもやとしている。
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:23:06.93 ID:Mlv00GWXo
シラユキに視線をやると、彼女はわたしから目を逸らした。
「シラユキ?」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 07:24:28.80 ID:Mlv00GWXo
わたしは問い詰めようとして、彼の名前を知らないことに気付いた。
相手のことを知るのは対話の一歩目だ。何かの本に、それらしいことが書いてあった。
名前は相手の情報の中でも、もっとも基本的なものだ。
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