228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/31(金) 16:49:15.62 ID:5ZBl4b0DO
アヤメの未来に幸福はあるのだろうか…
229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/31(金) 21:45:52.10 ID:NR8k1p5SO
乙
230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/01(土) 00:18:07.80 ID:a5B5GarAO
乙乙。
231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:29:43.34 ID:/fB9gmmfo
◇
ふと気付けば、夜だった。
わたしはもうパジャマ姿だった。髪もしっとりと濡れていた。
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:30:13.95 ID:/fB9gmmfo
これでいいんだ、とわたしは思う。
何も考えなくていい。ただぼんやりと何もかもをやり過ごせばいい。
それでいいんでしょう? わたしは頭の中に訊ねた。
233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:30:59.77 ID:/fB9gmmfo
痛みは思っていたよりも小さかったけれど、わたしはその思考を頭からすぐに追い出した。
そうするとすぐに気分が落ち着いてきた。自分の心臓の鼓動すら、なくなった気がした。
いいんだ。これでいい。
234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:31:26.37 ID:/fB9gmmfo
◇
扉を開けたのはツキだった。
235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:32:07.55 ID:/fB9gmmfo
ツキはなかなか口を開かなかった。
こちらから何かを訊ねるべきなんだろうか?
なんだかひどく体が重い。起きているのが億劫だった。
236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:32:37.06 ID:/fB9gmmfo
やがて彼は、何かを確かめようとするみたいに口を開いた。
「どうしてそんなことを言う?」
237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:33:06.30 ID:/fB9gmmfo
「そういえば、あなたは以前、シラユキの食事を口にするのをためらっていた気がしたけど」
「……ああ」
633Res/436.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。