63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 07:32:16.83 ID:0/iJLpbGo
「何があったんですか?」
シラユキは、今度は真剣な声を出した。
わたしは彼女に抱きつく力を少し緩めて、深呼吸をした。怖さはなくならない。
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 07:32:47.80 ID:0/iJLpbGo
つづく
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/21(火) 08:57:55.14 ID:E2m5O7dAO
乙…!
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/21(火) 12:45:12.41 ID:1Ac64vbSo
乙です
続き楽しみにしてます
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/21(火) 12:47:48.39 ID:C7Vfv6ZSO
乙
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:05:46.08 ID:vaaX809Zo
◇
わたしの説明を聞いて、シラユキは考え込むように頷いた。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:06:27.91 ID:vaaX809Zo
書庫はやはり、薄暗い。シラユキは入口で一度立ち止まって辺りを見回したあと、ゆっくりと歩き始めた。
わたしは半ば引っ張られるようにしてついていく。
彼女は本棚と本棚の間を一列ごとにしっかりと確認した。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:08:43.82 ID:vaaX809Zo
「何もないですね」
「……何かあったら、困るよ」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:11:50.32 ID:vaaX809Zo
でも、もしすべてがわたしの気のせいじゃないなら、おかしなことがあったのはここだけじゃない。
わたしの部屋、それから階段、この地下。
そのすべてに現れた何者かがいるとするなら、その人物は屋敷を自由に闊歩していることになる。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 08:14:45.19 ID:vaaX809Zo
「部屋で休んでいた方が……。鍵だって一応ありますし」
「その部屋に、誰かがいるかもしれないんだってば」
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