過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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554
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◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:49:16.60 ID:l6PNrR0W0
「それは…」
「やっぱり、怖かったん、でしょうね」
唇を苦笑の形に変えて、イズルは自分の手のひらを眺めた。
以下略
555
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:50:15.76 ID:l6PNrR0W0
「あの、教官」
「……何かしら?」
私の思考に割り込むように、イズルの声がした。
以下略
556
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:52:26.84 ID:l6PNrR0W0
「今回のこと、その、ご心配をおかけしたそうで」
「……それは違うわ。謝るべきは、私よ」
冷めた声色で、私はそう返し、一度黙る。
以下略
557
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:55:30.76 ID:l6PNrR0W0
…そうじゃない、と私はその言葉に声を荒げてしまいそうになる。
私は軍人としての最高の一択を理解している。
なのに、それを否定したがっている。教師としての、私が。
それでは、その選択では――
以下略
558
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:56:37.33 ID:l6PNrR0W0
「すみません。また、怒られちゃいましたね」
もう、間違いませんから。
それだけ言うと、イズルはもう一回頭を下げると、そのまま振り返った。
このまま部屋に帰るらしい。彼は、おやすみなさい、と去り際に言って歩き出した。
以下略
559
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:57:28.14 ID:l6PNrR0W0
イズルはそんな私に大して訝しむような視線も向けず、素直に考えだした。
そして時間にしてみれば十秒にも満たない中で、彼ははっきりと答えた。
彼だけの変わらない想いで。
「…ヒーローになることです」
以下略
560
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:57:59.29 ID:l6PNrR0W0
「――大尉、ご覧になってますか?」
誰もいやしない虚空に向かって、呟く。
私のこの気持ちを確かめるために。
いつかのように、覚悟を決めていくために。
以下略
561
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/07/05(金) 00:59:56.23 ID:l6PNrR0W0
以上で。長くなりましたね。
最新話はアンジュが意外すぎましたね。ケイがかわいいです。ついEDに期待を抱いてしまいますね。
次は
>>531
>>532
で。それでは、ネタがあればまたお願いします。
562
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/07/05(金) 01:21:07.75 ID:ixHGgMWAO
乙
やっぱりリンリンは可愛いなぁ!
読んでてふとイズルは大尉のクローンだったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってーーー!!?
以下略
563
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/07/05(金) 02:00:07.82 ID:f8ngNejDO
乙 アンジュさん二重人格って奴かな、にしてもえらくあっさりヤられましたなウルガルの幹部
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