過去ログ - 魔法使い「勇者がどうして『雷』を使えるか、知ってる?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sagesaga]
2013/05/22(水) 00:10:40.68 ID:GshVNNRdo
肩を寄せ合い火を見つめ、語らう中で勇者は気付いた。
彼女は、くっと視線を巧みに逸らして、決して魔王の城を見ない。
顔を上げず、隣に座る勇者の顔にさえも顔を向けない。
勇者「…………」
以下略
12
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/05/22(水) 00:11:18.26 ID:GshVNNRdo
勇者「……俺達だから、ここまで来れた。だろ?」
魔法使い「はいはい。どうせもう帰れないわよ。なら、やってやろうじゃないのさ」
以下略
13
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sagesaga]
2013/05/22(水) 00:12:46.74 ID:GshVNNRdo
魔法使い「……ばーか。何マジになっちゃってんの。あたしの、いつもの言い方でしょ?」
彼女は声に僅かな潤みを伴い、茶化すようにくすくすと笑う。
その頬は僅かに赤くて、ゆるんでいる。
以下略
14
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sagesaga]
2013/05/22(水) 00:13:16.25 ID:GshVNNRdo
勇者「何を?」
魔法使い「やっぱりさ、明日の戦い…………無傷なんていかないよね」
勇者「……相手は、魔王だからな」
以下略
15
:
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]
2013/05/22(水) 00:13:51.10 ID:GshVNNRdo
翌日の昼前、四人は魔王の城、いよいよその門前に立った。
沼地を超えるにあたり、邪魔は入らなかった。
それでも地獄の淵のような泥濘は、縋り付く亡者の手のような感触だった。
腐草が溶け込む悪臭の湿地には虫の声さえなく、
以下略
16
:
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]
2013/05/22(水) 00:16:03.54 ID:GshVNNRdo
またしてもお待たせしました、本日投下分終了です
やべぇ、最後の投下でようやく酉の付け忘れに気付いた
スレタイに「淫魔」がつけられなくて申し訳ない
淫魔の出てくるちょっとした短編も用意しているから許して欲しい
以下略
17
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/22(水) 00:44:15.79 ID:730e++j9o
適当に開いたらまさかのこのシリーズでワロタ
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/22(水) 00:46:46.50 ID:dzzVqubyo
乙。
19
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/22(水) 01:17:23.79 ID:ntZ8X8ZV0
勇者&雷に着目でもしかしたらと思って開いてみたら…!
20
:
VIPにかわりましてPIGがお送りします
[sage]
2013/05/22(水) 02:05:34.15 ID:WPKhbF6yo
待ってたよ〜
堕女神も短編で出るかな?
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/22(水) 06:52:36.04 ID:o+g2jRQ0o
一応開いて良かった
期待
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