2:1[saga]
2013/05/25(土) 00:28:44.84 ID:EjB2VrN90
キース「貴様は何者だ!」
教官の声が響くグラウンドに、104期生一同が並んでいる。
頭突きされ、アイアンクローを受け、怒鳴られ、ランニングを命令され、多くの同期が倒れていく中。
3:1[saga]
2013/05/25(土) 00:33:26.70 ID:EjB2VrN90
夕食の時間になれば、訓練生たちが親睦を深める時間もくる。
話題の中心となるのはやはり巨人だからか、巨人を見たことのある人間――すなわちシガンシナ区出身の人間に注目が集まっていた。
コニー「おい、お前ってあのさ、巨人見たことあるんだろ?」
4:1[saga]
2013/05/25(土) 00:39:01.85 ID:EjB2VrN90
エレン「そういえばお前は憲兵団志望だったっけ」
スプーンを置いてエレンが問う。まっすぐに見つめられ、ジャンは思わず目をそらした。
何か、エレンの瞳をずっと見ていると、少し気分が悪くなってきそうだった。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/25(土) 00:40:21.47 ID:YcFdvncS0
オオゥ確かにエレンが何か違うwwwwwwwwwwwwwwww
6:1[saga]
2013/05/25(土) 00:46:11.47 ID:EjB2VrN90
数日後、104期生に最初の関門が立ちふさがった。立体機動装置の訓練だ。
実際に飛ぶわけではないが、ここで適正が見られなければ兵士になれない。
コニー「意外と楽だな」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/25(土) 00:51:20.24 ID:dqKYMYHLo
ミカサとアルミンは……
8:1[saga]
2013/05/25(土) 00:54:57.60 ID:EjB2VrN90
格闘訓練や馬術訓練、立体機動訓練など訓練生は多様な訓練をこなす必要がある。
数ヶ月もすれば、皆ある程度なれて来ていた。訓練の仲でも気が緩みやすい――というよりは適度に力を抜いてやれるのが格闘訓練だ。
この訓練を真面目にこなす者などほとんどいない、が、その分真面目にしている者は嫌でも目立つことになる。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/25(土) 00:57:51.95 ID:GhZOFaoDO
>>7
しっ…今のエレン状態…この先に進むと分かる(多分)
10:1[saga]
2013/05/25(土) 01:02:21.83 ID:EjB2VrN90
エレン「やりたいこと?」
立体機動訓練を終えて、エレンは汗を拭いながら同じ班のクリスタに顔を向けた。
クリスタ「うん。エレンは訓練すごいがんばってるから、目標があるのかなーって」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/25(土) 01:04:13.30 ID:oqVhbIYs0
これは…そうゆうことか…
12:1[saga]
2013/05/25(土) 01:08:41.13 ID:EjB2VrN90
クリスタ「じゃあ、憲兵団に入りたいとか、駐屯兵団に入りたいとかは?」
エレン「ぼんやりとは決めてるけどなー」
話題を変える。クリスタとしても、エレンのことを根掘り葉掘り聴いたところでどうというわけでもない。
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