過去ログ - 雪歩「初めの一歩」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:17:49.95 ID:uPlaearc0
俺が都内の街を歩いていると、突然この男性に声を掛けられたのだ。

『君、アイドルのプロデュースに興味はないかね』

俺はその場で、少し顔をしかめながら適当に切り離そうとした。
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:23:37.58 ID:uPlaearc0
「あの時は…驚きましたよ。」

俺は微笑しながら話しかけた。

「まずは…君の人生を変えてしまったことを謝らせてほしい。すまなかった。」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:33:58.90 ID:uPlaearc0
「じゃあ…この娘で…」

俺が指差した銀髪の少女は【四条貴音】というらしい。

俺は面食いだったため、単純に容姿だけで美しいと思った彼女を選んだのだが
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:38:40.55 ID:uPlaearc0
「おはようございますぅ…」

弱々しそうなその高い声は、【萩原雪歩】のものだった。

「あら、雪歩ちゃん。おはよう」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:42:02.32 ID:uPlaearc0
「おはよう!萩原くん!」

社長が威勢のいい挨拶を飛ばす。

すると雪歩は少し怯えたように…
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:47:25.66 ID:uPlaearc0
我に返ると、社長が雪歩に俺の説明をしているところだった。

「ーーーで…そうだ、君からも何か一言言ってくれたまえ」

「は、はい」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:52:52.83 ID:uPlaearc0
「ほほう!そうかね!それなら…」

社長が話を進めようとしていたが、雪歩には我慢ができなかったらしい。

「お、男の人はイヤですぅ!」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 21:58:42.81 ID:uPlaearc0
しかし予想外にも程がある出来事がおきた。

雪歩がまったく怖がらないのだ…

「あれ…?怖くないのか、俺のこと」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 22:05:46.84 ID:uPlaearc0
晴れて俺は雪歩のプロデュースをすることになった。

765プロの他のアイドル達とも一通り顔を合わせ、一足先に一歩を踏み出すことになった。

雪歩と一緒に……
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 22:16:02.82 ID:uPlaearc0
最初の営業を終え、俺が一息ついていると、雪歩は近くにあった自販機で買ったお茶を俺に渡してくれた。

「お疲れ様でした」

雪歩はニコリと笑ってこちらを見る。
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