47: ◆.g97gKoujg[ssga]
2013/07/05(金) 23:53:09.14 ID:vNfql/m10
マリアヴェルが思考の海から帰って来ると、心配そうな表情の少年がいた。
少年は物思いに耽っているマリアヴェルの様子を伺っていたらしい。
48: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/06(土) 00:00:23.87 ID:KZL8k6b20
天狗岩が少年の目的地だったらしい。マリアヴェルには少年が何をしにここへやって来たのか解らなかった。
49: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/06(土) 00:06:37.10 ID:KZL8k6b20
続く。
レスをくれた方、読んでくれている方々有り難うございます。
不定期更新で遅筆ですが、目についた時にでも読んでやってください。
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/07(日) 09:50:57.99 ID:6PcYQgRAO
乙ダヨー
51: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/08(月) 00:06:48.06 ID:ct577/i/0
月とマリアヴェルが見守る中、少年は大きく息を吸い込んで叫ぶーー。
「おかあさーーん!!」
52: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/08(月) 00:11:51.73 ID:ct577/i/0
十分程経った。悲しみの吐露が治まりつつある少年は目尻に溜まった涙を手で拭いながら不服そうに呟いた。
「……聞こえなかった」
53: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/08(月) 00:16:52.28 ID:ct577/i/0
マリアヴェルに逢いたい人がいない訳ではない。
例えば、今はもう亡き母。彼女はマリアヴェルに深い愛情を注ぎ、沢山の大切な教えを残してくれた。
54: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/08(月) 00:34:42.65 ID:ct577/i/0
今度は少年が見守る側になった。彼は岩場に腰掛けてマリアヴェルに好奇の視線を投げ掛ける。
(くっ……どうしてこんな事に!?)
55: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/08(月) 00:43:45.18 ID:ct577/i/0
「さて、もうそろそろ帰らなくてはな」
56: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/08(月) 00:47:09.95 ID:ct577/i/0
続く。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/08(月) 14:41:58.30 ID:uYp6cyCAO
乙ーーーー!
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