61: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/11(木) 00:28:54.85 ID:4A3NuMMt0
>>60
申し訳ない。>>59の最後の一行はこのSSの自己評価です。
何はともあれ毎度有り難う。
62: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/11(木) 00:34:10.54 ID:4A3NuMMt0
――――
雑草が頬をくすぐる感覚にマリアヴェルは目を開くと、眼前に泣きじゃくりながら『ごめんなさい、ごめんなさい』と謝る少年の姿があった。
63: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/11(木) 00:42:36.92 ID:4A3NuMMt0
「……出血のわりには大した怪我ではないな……少々傷痕が残るかもしれないが」
「……ッ!」
64: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/11(木) 00:55:29.79 ID:4A3NuMMt0
「小僧……お前は鬼姫の私に命を救われたのだ。この借りは大きいぞ」
「えっ!?……う、うん」
65: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/11(木) 01:00:47.17 ID:4A3NuMMt0
――――
「……私のせいだ」
66: ◆.g97gKoujg[sage]
2013/07/11(木) 01:05:48.53 ID:4A3NuMMt0
続く。
やっと回想シーン終わった……
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 22:26:02.40 ID:DEMAr5OAO
乙
68: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/07/17(水) 00:36:20.44 ID:N5uHPkoG0
――――
息をしようにも噎せて上手くいかない。全身が怠く、どうしようもなく寒い。
69: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/17(水) 00:39:06.41 ID:N5uHPkoG0
仰向けの凉一に人影が差した。
照明を遮るように、何とも言えない様な面持ちの少女が凉一を見下ろしていた。
70: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/17(水) 00:44:22.87 ID:N5uHPkoG0
「キミはもうすぐ死ぬ。遺言は……無理だろうから、せめて私がキミを看取ろう」
71: ◆.g97gKoujg[saga sage]
2013/07/17(水) 00:49:00.94 ID:N5uHPkoG0
「死にたくはないのか?」
「しに……たゴホッ……くない」
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