過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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22: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:09:06.73 ID:XcxA+T7q0

鎖が壊れた。
足枷が外れた。

手を引かれて立ち上がってみて、重さの無さに気がついた。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/30(日) 22:09:13.65 ID:4tB02kyD0



24: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:09:30.49 ID:XcxA+T7q0

途端に、浮遊感。
混乱していると、上から声が降ってきた。

「その、くつはもってないし、かしてあげられないから…」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/30(日) 22:09:37.52 ID:4tB02kyD0



26: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:09:50.76 ID:XcxA+T7q0

ひと段落つき。
促されるままソファーへと腰掛けると、もてなされた。

「紅茶は嫌いかな?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/30(日) 22:09:58.08 ID:4tB02kyD0



28: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:10:13.98 ID:XcxA+T7q0

次の日も、その次の日も。
当麻は俺様の下を訪れては、手を引いて外に出してくれた。
友人は居ないのか、と失礼を承知で尋ねれば、もう必要無いとの言葉。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/30(日) 22:10:20.46 ID:4tB02kyD0



30: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:10:36.96 ID:XcxA+T7q0

楽しい。
人生とはこんなにも楽しかったものだろうか、と疑問を覚えてしまう程に。
たまらなく幸せで、産まれて初めて神様とやらに感謝した。
これまでの辛さも不幸も全て、当麻と出会えた事で帳消しにしてしまって構わない。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/30(日) 22:10:44.98 ID:4tB02kyD0



32: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/06/30(日) 22:11:00.45 ID:XcxA+T7q0

そうして、歩いて。
歩いて、歩いて、歩き続けて。
夕方を過ぎ、辺りが暗くなって。
それでもなるべく塔から遠ざかろうと歩いていたら。
以下略



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