過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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2013/07/06(土) 19:49:09.34 ID:6QX93pwdo
彼が外を見ているアラス・ラムスを抱きかかえた。
真奥「こいつは……こいつの元となったクリスタルは、その天使がいなくなった日に、残されてたもんだ」
真奥「三日月型をした、綺麗な紫色のクリスタルだった」
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2013/07/06(土) 19:49:39.37 ID:6QX93pwdo
なるほど、アラス・ラムスが「ぱぱはサタン」と名指ししたのも納得がいく。
……ならば、"まま"は?
様々な感情が胸を駆け巡る。
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2013/07/06(土) 19:50:07.05 ID:6QX93pwdo
恵美「な、何よ、いきなりどうしたのよ」
真奥「これだから最近の若いもんは……あのな、イェソドって言ったらお前……」
アラス・ラムス「ぱぱ、なぁに?」
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2013/07/06(土) 19:50:33.56 ID:6QX93pwdo
貞夫「ふう、外はあちぃな」
アラス・ラムス「むふー」
二人に続いてゴンドラを降りた。
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2013/07/06(土) 19:51:00.05 ID:6QX93pwdo
恵美「二冊ください」
受け取った一つを自分のバッグにしまい、もう一つをアラス・ラムスに手渡した。
アラス・ラムス「わぁ!」
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2013/07/06(土) 19:51:33.92 ID:6QX93pwdo
真奥「おいおい、客が来てるなんて聞いてねぇぞ?」
ガブリエル「やー、彼らを責めないでやってよー。君たちのことを考えて電話してくれたんだからー」
軽い口調で、話し合いをしようと持ちかけてきたその巨漢は、
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2013/07/06(土) 19:52:04.16 ID:6QX93pwdo
真奥「おい、アラス・ラムス。あのおじさん、知り合いか? お前を連れていきたいらしいんだが」
アラス・ラムス「いや! だいっきらい!!」
アラス・ラムス「まるくとも、けてるも、びなーも、こくまも、みんなつれてっちゃった! だいっきらい!」
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2013/07/06(土) 19:52:31.89 ID:6QX93pwdo
ガブリエル「力ずくって、本当嫌いなんだよ。降参するなら認めるから、いつでも言って」
ガブリエル「君が魔王の力を取り戻しても、多分僕なら勝てちゃうよ? だから、頼む。その子帰して?」
つくづく有難いそのお言葉は、おそらく、本当だろう。
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2013/07/06(土) 19:53:01.05 ID:6QX93pwdo
ガブリエル「……ん? あれ? 君、勇者だよね? 魔王がどうにかなって何か困るの?」
恵美「あら、サリエルから聞いていない? 今の私は、アラス・ラムスの母親にして」
この言葉を使うには些かの躊躇いがあったが、一息ついて言い切った。
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2013/07/06(土) 19:53:27.89 ID:6QX93pwdo
恵美「ふざけないでよ、あなた達。せっかく家族で楽しく遊んでたら、こんな……こんなことしてきて」
そう、家族なんだ。
お父さんを喪って以来、やっとできた大事な大事な二人の家族。
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