過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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2013/07/06(土) 19:53:27.89 ID:6QX93pwdo
恵美「ふざけないでよ、あなた達。せっかく家族で楽しく遊んでたら、こんな……こんなことしてきて」
そう、家族なんだ。
お父さんを喪って以来、やっとできた大事な大事な二人の家族。
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2013/07/06(土) 19:53:53.65 ID:6QX93pwdo
結局戦いどころじゃなくなった私達三人の前に立っているガブリエルは、
ガブリエル「ちょ、ちょっとやめてよ! 勘弁してよ!」
何故か思い切り動揺していた。
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2013/07/06(土) 19:54:21.62 ID:6QX93pwdo
出かけていた芦屋、それに今日も様子を見に来てくれた千穂ちゃんが揃い、魔王城にて対策会議が始まった。
天界にあるという"世界の全てを世界たらしめている樹"、セフィロトの樹。
それに生る十個の実、セフィラはそれぞれ、世界の様々な要素を司っているという。
そのうち第九のセフィラ"イェソド"の欠片が、今までの話からするとアラス・ラムスであるらしい。
以下略
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2013/07/06(土) 19:54:50.60 ID:6QX93pwdo
真奥「恵美、とりあえずさっきの手はもうやめろよ。次は通じないし、……こっちが心配する」
恵美「……うん。ごめん」
聖剣とアラス・ラムスを天秤にかけさせたハッタリは、所詮不意打ちのようなものだ。
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2013/07/06(土) 19:55:17.42 ID:6QX93pwdo
似た思いを抱いたのだろう、他の皆も抗議の声を上げる。
鈴乃「魔王! 貴様それでいいのか!」
千穂「真奥さん!」
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2013/07/06(土) 19:55:49.53 ID:6QX93pwdo
恵美「……まさか、諦めてアラス・ラムスの思い出作りしようなんて意味じゃないでしょうね」
真奥「それもあるが、それだけじゃねぇよ。どっちみち今日は鈴乃の部屋に泊まるつもりだったんだろ」
アラス・ラムスを抱っこしながら聞く。
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2013/07/06(土) 19:56:34.53 ID:6QX93pwdo
アラス・ラムス「まま、ままここ!」
恵美「はいはい」
アラス・ラムスが興奮した様子で畳をびしばしと叩く。
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2013/07/06(土) 19:57:08.51 ID:6QX93pwdo
――天使様は、旅人が聞いたことのないお話を、いっぱいしてくれました。
――旅人は、わくわくしながらそのお話を聞きました。
――ある日、天使様は、旅人にお守りを一つプレゼントしてくれました。
――旅人は天使様にもらったお話とお守りを大事に大事にしながら、また旅に出ました。
――お話とお守りの力で、旅人はやがて王様になって幸せに暮らしましたとさ。
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2013/07/06(土) 19:57:34.87 ID:6QX93pwdo
恵美「……う……」
目が覚める。
横には未だ熟睡する貞夫とアラス・ラムス。
当然だ、時計を見ればまだ五時にもなっておらず、陽も出始めたばかりでまだ薄暗い。
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2013/07/06(土) 19:58:06.03 ID:6QX93pwdo
何と言えば良いのか混乱しながら、ガブリエルに聖剣を突きつけた。
恵美「て、て、手を洗いなさいよ汚いわね! これだから天使は!」
真奥「……ガブリエル……お前いくらなんでもこんな早い時間に……」
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2013/07/06(土) 19:58:45.37 ID:6QX93pwdo
初耳だった。
奴が指差す進化聖剣・片翼の柄には、確かに紫色のクリスタルが付いている。
教会には魔王を倒すための武器と言われていたし、かつてエンテ・イスラの魔王城で
この剣は光を放ち、魔王……貞夫の元へ私達を導いたのだ。
てっきり対悪魔・魔王用の武器かと思っていたが……
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