過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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138: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 00:45:10.53 ID:rh9YQKQy0


「でも、その癖……夜遅く仕事までして……ボクなんか相手にしない癖に、そこまで頑張って……」

「……まぁ、それは……自分の評価も、あったし、な……あの時はそれが第一だったから」
以下略



139: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 00:46:44.38 ID:rh9YQKQy0


「ボクを、カワイイって……」

「……あぁ」
以下略



140: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 00:50:12.93 ID:rh9YQKQy0


「……幸子」

「貴方は……ボクのプロデューサーでしょう? だったら、おかしいじゃないですか、そんなの……」
以下略



141: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:05:45.17 ID:rh9YQKQy0


「貴方はボクのコトだけ見てれば良いんですよ!」


以下略



142: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:06:40.90 ID:rh9YQKQy0

私は、やり過ぎていたのか。

信頼関係というものは私とアイドル達を繋ぐ、血管のようなものだ。私はそれを作ろうと、あの日から躍起になった。
通っていなければそのまま死に、滞りなく繋がっていれば仕事も良好になり得る、この関係を。
以下略



143: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:12:07.63 ID:rh9YQKQy0


「……着いたぞ」


以下略



144: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:16:18.79 ID:rh9YQKQy0


「幸子、いい加減に――」

「今度っ」
以下略



145: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:18:54.65 ID:rh9YQKQy0


「……ダメだ」

「っ……」
以下略



146: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:19:23.32 ID:rh9YQKQy0

「……ほ、本当ですか?」


彼女はようやく、中身の籠っていないような声を返してきた。
以下略



147: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:20:08.44 ID:rh9YQKQy0

そして、門をくぐる直前。彼女は振り向いて、運転席から窓を開けて見ていた私に言った。


「絶対に、覚えておいて下さいね!」
以下略



148: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/15(月) 01:21:59.91 ID:rh9YQKQy0

もう誤魔化しきれない。理性など、本能に追従するだけの理屈に過ぎない。
だからこそ、私は彼女に賭ける事にしたのだ。
私と彼女の力が、信頼が、どれ程のものなのか。それを見る為に。

以下略



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