過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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20: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:08:49.84 ID:qH1jWcyn0

その、翌日だった。
私達がようやく、変わる時が来たのは。

昼休み。私は事務所ビルの屋上で食事を終えたものの、ベンチに座ったまま、空を見上げていた。
以下略



21: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:09:35.83 ID:qH1jWcyn0


「どうしたんですか? そんな大きな溜息なんてついて」


以下略



22: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:10:16.67 ID:qH1jWcyn0


「あ……もしかしてお疲れ、ですか?」

「いえ……ただ、ちょっと昨日はよく眠れなかったもので……」
以下略



23: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:11:16.98 ID:qH1jWcyn0


「……私は……向いて、ないんですかね……」

「そんな事無いですよ。――さんは、誰よりも頑張ってるじゃないですか。
以下略



24: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:13:36.95 ID:qH1jWcyn0


「……本当に、どうしようもない人ですね」


以下略



25: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:14:37.32 ID:qH1jWcyn0


「……幸子ちゃんと……彼女と真剣に向き合った事が、ありますか?」


以下略



26: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:15:41.09 ID:qH1jWcyn0


何も、言い返せなかった。


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27: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:16:08.98 ID:qH1jWcyn0


「……私は……」

「大馬鹿ですよ。――さんは確かに寡黙ですけど、人当たりは良いし、とっても優しいじゃないですか。
以下略



28: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:17:31.30 ID:qH1jWcyn0


「……すみません。つい語気が強くなっちゃって」

「……いえ。私の方こそ、男の癖にウジウジとしたところを見せてしまって……」
以下略



29: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:19:00.43 ID:qH1jWcyn0

「結構」


くすくすと笑いながら、満足したような表情を千川さんは浮かべた。
以下略



30: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/07(日) 19:19:35.29 ID:qH1jWcyn0

「幸子ちゃんが頑張ってる所、あまり見たことないですよね? 幸子ちゃんも、あまりレッスンを見に来てくれないって、
 嘆いてたんですよ?」

「そ、それは……最初は心配で見に行ってたんですが、幸子が、心配しなくても、カワイイボクなら大丈夫です!
以下略



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