69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:21:47.60 ID:HZ78DO6Ro
「まずは羽柴の軍門へ下れ」
「何ですと！」
「信長殿、殿が猿の軍門など、流石にそれは」
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2013/07/11(木) 14:22:32.36 ID:HZ78DO6Ro
〜台所〜
「おい、竹千代。食え」
「はい」
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2013/07/11(木) 14:24:36.52 ID:HZ78DO6Ro
〜1598年〜
「信長しぇふ、ついに秀吉が！」
「うむ、分かっておる。今までワシの予言が外れた事はなかったであろう」
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:26:46.80 ID:HZ78DO6Ro
「ところで、竹千代、頼みがあるのだが……」
「なんなりと」
「うむ。では、この書状2通、1通は表書の通り、もう一通はお主の末代まで守らせよ」
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2013/07/11(木) 14:28:23.91 ID:HZ78DO6Ro
〜現代〜
「信長さん、ちゃんと帰ったかな」
「きっと大丈夫です。御館様は。御館様は……」
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:29:47.48 ID:HZ78DO6Ro
「この辺ですね。地図には大木があり、そこから北へ20歩に石積み、そこから東へ20歩とあります」
「うーん、大木ってどれだろう？」
「あれじゃないですか？」
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:31:45.09 ID:HZ78DO6Ro
「あの、何か？」
「ケン様でしょうか？」
「え？は、はい。そうですが」
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:34:46.45 ID:HZ78DO6Ro
男たちに連行される様に山をおりる。
自分達の車の周りに黒塗りの車が数台。
「鍵を」
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:35:50.61 ID:HZ78DO6Ro
「ところでケンさん。まずその男性、蘭丸さんの戸籍を作るのですが」
「え？そんなことまで知ってるんですか？」
「はい、これは徳川家からの依頼でね。ケンさんに同行している男性は、実はこの時代の人間ではなく、戸籍が無いので作ってやって欲しいと」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/11(木) 14:36:43.17 ID:HZ78DO6Ro
〜店〜
「なかなか趣のあるお店ですね」
「ありがとうございます」
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