過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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47: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:17:43.52 ID:Nvgi9fXko
始めます。
とりあえずここまでか、あと一回くらいでペースを落とし、
書きながら投稿する方向にシフトします。
>>42-46
48: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:19:43.31 ID:Nvgi9fXko
いつのまにか、体を丸めて眠っていた。
空に太陽の輝きはなく、痩せた月とわずかな星々が瞬くばかりだった。
49: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:21:31.29 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「みまわり おわって きた」
ミュウツー『……そんなことはいい』
50: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:23:46.62 ID:Nvgi9fXko
そう言いながら、ダゲキは転がっていたきのみの一つを投げてよこした。
ミュウツーが拾ったかどうか確認するそぶりもなく、他のきのみを拾い、自分もかじりついている。
51: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:25:05.58 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「はなせる ポケモン、ちょっとだけ」
ダゲキ「きいて わかるだけ、もっといる。ニンゲンと いたポケモン、みんなわかる」
52: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:27:50.40 ID:Nvgi9fXko
チュリネ「おはよう! きのみ たべてくれた! ありがとう!」
ミュウツー『う、うむ……』
53: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:29:48.96 ID:Nvgi9fXko
あたりの森は鬱蒼として、それでいて陽射しは強い。
チュリネが滑っていくゆるやかな坂道に、ミュウツーは眩暈を覚えた。
54: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:31:34.38 ID:Nvgi9fXko
ダゲキ「……わかった。でも……」
ジュプトル「おまえ、いつもそうだ。よわむしめ」
55: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:33:22.85 ID:Nvgi9fXko
ミュウツー『そうだったかもしれない……よく憶えていないが』
ダゲキ「よなか……だ、か、ら、ニンゲン きづかなかった」
56: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:36:28.21 ID:Nvgi9fXko
ミュウツー『わ、私の方こそ、いろいろと面倒をかけた。これ以上、貴様やこの森の連中に迷惑をかけるつもりはない』
ミュウツー『体力が戻り次第、ここを出て行く』
57: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2013/07/14(日) 23:39:44.11 ID:Nvgi9fXko
くだらない理由でポケモンを、本来の生息地でもない森に捨てて行く神経が理解できない。
その上、捨てられたことをさほど悲しんでもいない彼らの様子も理解できなかった。
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