22:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:16:15.97 ID:4aigMyjso
珠美「ど、道明寺殿?いいから返してください!」
歌鈴「だ、ダメです!こ、このままじゃ、たまっ、わ、脇山さんがダメに!…きゃっ!」
23:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:16:51.20 ID:4aigMyjso
>19
画像支援ありがとうございます!!
24:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:17:27.60 ID:4aigMyjso
少しだけ汗臭さのまじった、女の子の匂いが私の胸元で広がっています。
私は、おそるおそる、珠美ちゃんの頭を自分の胸元に押しつけます。
25:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:18:02.88 ID:4aigMyjso
珠美「…うっ…ううっ…うああああああああああああ」
26:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:18:44.34 ID:4aigMyjso
珠美「…悔しかったんです…」
歌鈴「試合以外の事、ですよね…」
27:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:19:24.82 ID:4aigMyjso
珠美「珠美は!どちらも全力で頑張ってます!そりゃ、まだ結果が出ていません!
アイドルだってまだまだ未熟だし、剣道もっ!でも、どっちも舐めてなんかない!
どっちも片手間になんかやってない!珠美は!いつだって全力でっ!」
28:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:20:03.64 ID:4aigMyjso
話を聴けば聴くほど、怒りを覚えてきました。
私の憧れの珠美ちゃんを、ものすごくバカにされたように、私には聞こえたのです。
私は、思わず珠美ちゃんを抱く腕に力を込めます。
29:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:20:55.68 ID:4aigMyjso
私は、悔しかった。許せなかった。
ただひたすらに一生懸命なだけの珠美ちゃんを、認めない人々を。
そして、傷ついている珠美ちゃんに対して、何もできない自分自信の無力さを。
30:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:21:55.67 ID:4aigMyjso
珠美「…くちゅん!」
梅雨の季節とはいえ、夜はまだ冷えます。
31:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:22:29.74 ID:4aigMyjso
珠美「…道明寺殿?」
歌鈴「…そ、その、…あの、ですね…その…」
32:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:23:22.20 ID:4aigMyjso
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珠美「どうしてこうなった」
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