27:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:37:33.87 ID:CqXydUnO0
ポン、とやよいの頭に酷く優しく、けどどこか力強く手を置く。
その瞬間、まるで肩の荷を半分持ってもらったような、とても体が軽くなる感覚を得た。
やよい「あ…、はい…!」
28:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:38:05.24 ID:CqXydUnO0
P「雨が酷い…、早く探さないとな…!!」
長介「アイツのことだから、川に落ちてなきゃ良いけど…!」
P「悪い冗談はやめてくれ、寿命が縮む……」
29:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:38:49.41 ID:CqXydUnO0
"もう" おそらく、以前自分が家出したときの事を言っているのだろう。
きっと、あれから後悔して、反省して、自らを責めたのだろう。
男として成長したんだな、と心の中に熱くなるものを感じずにはいられなかった。
P「…そっか!」
30:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:39:57.76 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・
浩太郎「う…うぅ………」
浩太郎の小さく、か弱いうめき声が聞こえる。
31:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:41:07.63 ID:CqXydUnO0
!! 浩太郎くん、今すぐ助けるからね!
32:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:41:50.68 ID:CqXydUnO0
だって、僕だって浩太郎くんたちの大切な家族なんだから!
33:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:42:40.25 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・
―千早宅―
春香「でねー、その時伊織がー……」
34:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:20.07 ID:CqXydUnO0
千早「春香、どうしたの?」
春香「思い出した思い出した! なんで思い出したのかわかんないけど思い出した!!」
千早「???」
35:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:57.10 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・
七色、七彩。
赤、橙、黄、緑、青、藍、菫。
36:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:06.71 ID:CqXydUnO0
その時、虹色にロボットの瞳は輝いていた。
光量こそ少ないものの、夜になり光の少なくなったこの場所には賑やか過ぎる光だった。
壊れているはずだったのに、何故直ったのか。 落ちたショックで直ったのか。
それを計り知る事は出来ない。 奇跡が起きた、そう思うしか無かった。
37:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:44.08 ID:CqXydUnO0
長介「……あれはまさか…?」
P「長介くん、どうかしたのか?」
長介「あれ、浩太郎が持ってたロボットだ…!」
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