30:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:39:57.76 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・
浩太郎「う…うぅ………」
浩太郎の小さく、か弱いうめき声が聞こえる。
31:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:41:07.63 ID:CqXydUnO0
!! 浩太郎くん、今すぐ助けるからね!
32:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:41:50.68 ID:CqXydUnO0
だって、僕だって浩太郎くんたちの大切な家族なんだから!
33:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:42:40.25 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・
―千早宅―
春香「でねー、その時伊織がー……」
34:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:20.07 ID:CqXydUnO0
千早「春香、どうしたの?」
春香「思い出した思い出した! なんで思い出したのかわかんないけど思い出した!!」
千早「???」
35:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:43:57.10 ID:CqXydUnO0
・ ・ ・ ・ ・
七色、七彩。
赤、橙、黄、緑、青、藍、菫。
36:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:06.71 ID:CqXydUnO0
その時、虹色にロボットの瞳は輝いていた。
光量こそ少ないものの、夜になり光の少なくなったこの場所には賑やか過ぎる光だった。
壊れているはずだったのに、何故直ったのか。 落ちたショックで直ったのか。
それを計り知る事は出来ない。 奇跡が起きた、そう思うしか無かった。
37:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:45:44.08 ID:CqXydUnO0
長介「……あれはまさか…?」
P「長介くん、どうかしたのか?」
長介「あれ、浩太郎が持ってたロボットだ…!」
38:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:47:07.90 ID:CqXydUnO0
浩太郎「長介にぃちゃん……、う゛わ゛ああぁ゛ああ゛ぁん!!!」
長介「……ったく、このバカ……!」
浩太郎「怖かったよお゛ぉおおぉ゛おぉ!!!」
39:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:47:47.44 ID:CqXydUnO0
長介の胸でひとしきり泣いた後、頭がクリアになったのか、
ふと浩太郎が、鼻水を垂らしたまま一つの疑問を二人に投げかける。
浩太郎「そういえば、なんで俺がここに居るって気付いたの?」
40:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:48:16.84 ID:CqXydUnO0
浩太郎くんが無事で、本当に良かった……。
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