139: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/29(木) 14:49:39.15 ID:9rygtMkWo
本日の更新は以上です。
日が空いたわりに書き進められませんでしたが、今月中にはもう一度投下したいと思っています。
思っているだけでできないかもしれませんので、その点はご了承ください。
読んで下さり、ありがとうございました。
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/29(木) 16:00:58.14 ID:QEYFx6sIo
乙乙
楽しみにしてるよ
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/30(金) 10:33:58.65 ID:axYJ2J//o
乙ー
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/30(金) 12:29:42.86 ID:icvT1M6Do
乙乙
社長がかっこいいなぁ。いい大人を書くよね、本当
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/01(日) 00:23:53.98 ID:Vfb2TseMo
おつー
144: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 06:58:20.29 ID:GlcPGu06o
この建物の前に来るのは、二度目のことだ。前回は、ただのお遣いだった。だが、今回は違う。
今回は、私自身の進退を決める為であり、なおかつ私の意思でこの場にいる。ありていに言えば、私はここに来たいと思ったからここに来た。それが、今までの私との違いだ。
(……それを差し引いても)
145: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 06:58:50.75 ID:GlcPGu06o
「……もしかして、中小プロのPさん、ですか?」
そんな折、声を掛けられたのは驚きだった。びくり、と体を震わせ振り返ると、そこにいたのは以前、エントランスホールに机を引っ張り出して事務作業をしていた、若いプロデューサーだった。
「このようなお時間に、どうかなさったのです?」
146: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 06:59:16.39 ID:GlcPGu06o
(類は友を呼ぶ、というやつかな)
彼らはきっと、私と違って非凡であり、なおかつ有能なのだろう、と思った。いまさらそれに落胆したり、消沈したりするつもりはない。
私は平凡である。だが、平凡でありながら有能と言うのは体現できるはずだ。そして、それが出来るのであれば、大きな強みになる。
147: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 06:59:43.00 ID:GlcPGu06o
やはり、一人で入るのが心細かっただけの話のようだ。彼に導かれるように歩くと、すんなりと拍子抜けするほど簡単に、私はシンデレラガールズの社屋に迎え入れられる。
だが、迎えられたのは、社屋だけではなかった。
エントランスホールにあったデスクは既に片づけられており、あとは受付に人が配置されればいつでも稼働状態となりそうだ。稼働となれば、結構な人数が行きかうはずのエントランスホールはがらんどうとしている。
148: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 07:00:13.12 ID:GlcPGu06o
「今の君は、お客さんだ。だからおもねる必要はない」
そして、私を先導してくれたプロデューサーに目配せをする。すると、彼はにこりと笑い、そして私へ頭を下げ、そして階段の方へと行ってしまう。
人払いをさせた。と言う事は、今からきっと返事を聞かれることになるのだろう。
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