過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:02:59.16 ID:EHlwHqUX0
『華やかな季節に君は囲まれて歩いて行った♪
 みんな、起きてるかー?
 6月1日最初のライド先生の定時放送の時間やでー!』

頭の上から降ってきた声に、水田早稀(女子十七番)は耳だけを傾けながら、物置の中で見つけた工具箱から金槌を取り出し、相棒の日比野迅(男子十五番)が待つ家の窓の前へと向かった。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:03:43.23 ID:EHlwHqUX0
誰かに襲われ、逃げ切れなかったのではないだろうか。
そして、班のメンバーの首輪が連動しているルールの下、リーダーである優人の死亡により命を落とした葉瑠。
どのような状況だったのかはわからないが、葉瑠は下剋上ルールに則り優人を殺めて生きるより、優人と共に生を終えることを選んだのではないだろうか。
優人は葉瑠を慕い、早稀の見立てでは葉瑠も満更ではなかっただろうから。
プログラム対象クラスなんかに選ばれなければ、大切な人と共に命を散らすだなんて悲しい最期を迎えることなんてなかったはずなのに――優人と葉瑠に限った話ではないけれど、そう思うと、ツンと鼻の奥が痛んだ。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:04:19.57 ID:EHlwHqUX0
せっかくついていたのに、気分を一気に害された。
早稀が振り返ると、睨み上げた先には高校生と思しき2人組がにやにやと笑みを浮かべて立っていた。

「…は? 意味不明。
 一銭どころか、お菓子だってやる義理ないっての…あっ!!」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:04:53.54 ID:EHlwHqUX0
「足怪我してんだろ、無茶するなって。
 鞄どこ、持って来るから、水田はここで待ってて」

迅は早稀を店の壁にもたれさせると、ゲーセンの中に放り出したままだった鞄を取りに行った。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:05:20.49 ID:EHlwHqUX0
1・名前は?

 天条野恵(てんじょう・のえ)!

2・あだ名は?
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:05:47.09 ID:EHlwHqUX0
学校の屋上での昼食――いつもの光景だ。

「あ、大和くん、ほっぺにご飯粒付いてるよ」

「お、サンキュ!」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:06:21.49 ID:EHlwHqUX0
喬ちゃんに肩を叩かれ、我に返った。
もう昼休みが終わるらしい。
アタシはまだパンを食べている途中だ。

「何ぼーっとしてんだ、バーカ。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:06:51.71 ID:EHlwHqUX0
オレと豊は生まれた時から一緒だ。

家は隣。

親同士も仲良し。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:07:22.25 ID:EHlwHqUX0
オレ――良元礼の周りには色んなタイプのヤツがいる。
爽やかな中国人とのハーフとか、ぼーっとしてるけどいいヤツとか、
やる気なさげなロック好きとか、笑い声の煩さでは負けないヤツとか、
騒がしいけど正義感の強いヤツとか、笑い方が変なヤツとか…
あと、バカが2人。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:07:53.37 ID:EHlwHqUX0
あれは、中間テストを控えたある日の事。

僕、皆川玉樹は、慎――(坂出慎)の勉強を見る事になった。

 
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:08:22.07 ID:EHlwHqUX0
2年の冬休み、あたし、曽根崎凪紗は、風邪をひいた。原因は元はといえば勝(真田勝)たちのグループのせいだ。偶然勝たちのグループとこっちのグループが橋の上で鉢合わせて、些細な事から口論になった。というか向こうが言いがかりをつけてきた。それで、それが口論から一気に殴りあいになって。あたしは別に負けたわけじゃないんだけど、体格的に不利で。勝の攻撃を避ける為に橋の桟に登った時、海斗(設楽海斗)に殴られてよたついたツネ(新島恒彰)がこっちに来て。それにどつかれて、あたしは、川に落ちた。勝と海斗、それに千尋(不破千尋)が後から飛び込んで助けてくれた(佑(栗原佑)はツネをボコボコに殴ってた)。

次の日、あたしは風邪をひいた。12月の川に落ちたんだから、当然かもしれないけど。千尋が無理矢理勝グループを連れてきた。元はといえばそっちが悪いんだから償え、とか何とか。後から海斗と佑も来て、家は人でごった返した。お父さんは仕事でいなかった、平日だしね。つまり、皆学校をさぼって来てくれた。

「んー…あ、おかゆさん作ったらどうっスかね?」
以下略



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