61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/31(土) 08:23:51.82 ID:Gi612bYDo
乙です
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/31(土) 22:48:38.06 ID:w2raP/lr0
すごく面白い、頑張れ。
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/31(土) 22:58:45.07 ID:GhcmzNJOo
少女ちゃんが死んでから見てない
64: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:27:23.55 ID:kxAWoUKR0
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金髪「ぎゃはっ!」
片腕の金髪はやはり痛覚などないみたいに木刀へ立ち向かう。というか、互角以上の戦いを演じている。
65: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:28:10.65 ID:kxAWoUKR0
詰襟「やめろ!」
金髪「いやだね」
66: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:28:40.53 ID:kxAWoUKR0
一際大きく声を上げて金髪は突っ込んでいく。なぜだか左腕は再生していた。先ほどの行い、カニバリズムが無関係だとは思えない。きっとそういう能力なのだろう。
黒マント「ふむ。随分と悪趣味なことよ」
67: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:29:10.88 ID:kxAWoUKR0
存外思考は回った。誰だ。誰が私を。どこから狙った。攻撃手段は。
とにかく動かなければ。こちらはまだ相手の場所も掴んでいない。一旦退いて、相手の出方を窺わなければ二の舞になる。まずは敵を炙りださずして始まらない。
黒マント「くっ、我が、こんなっ」
68: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:30:35.43 ID:kxAWoUKR0
黒マント「ちょっと、酷使しすぎた、かな」
この頭痛が敵の攻撃だとは思えなかった。
69: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:31:25.05 ID:kxAWoUKR0
私の大好きな能力バトルの漫画。主人公は銀髪赤眼の闇剣士、ブリュンヒルデ・ノワール。能力名にもなっているそれだ。
日本刀を武器にする彼女と同じ能力にはならなかったけど、こんな漫画みたいな展開を私は望んでたんだ。しかも願い事をかなえてくれるおまけつきなんて、大盤振る舞いもいいところじゃない?
疲れもだいぶ取れてきた。立ち上がって、スカートについた砂埃を払った。屋上はやっぱり静かで、私の心を落ち着かせてくれる。
70: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:31:51.18 ID:kxAWoUKR0
呼吸が浅い。脂汗が滲んでいる。体が発するアラートがうるさくてうるさくてたまったものじゃない! 従えるんだったら私だって従いたいよ!
黒マント「後ろから、前……!」
71: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/09/01(日) 08:32:17.65 ID:kxAWoUKR0
ポリバケツの蓋に飛び乗った。血が頬を伝い、肩を伝い、地面に点々とした血の跡がつく。腕を動かすたびにびりびり痛み、灼熱感もまだ相当あるけど、失血はそれほどでもないのが唯一の救いだった。
とりあえず失血死、ということは当分考えなくてもよさそうだ。まずは襲撃者を殺す。そのあとゆっくり治療はすればいい。
よし。
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