過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/09/24(火) 19:06:19.51 ID:1PtdhOx8o
部長はしばらく俺の言葉を反芻するように黙り込み、何かを考えているようだった。
その仕草は小動物的で、やっぱりどこか愛らしかった。
そして不意に、悪戯っぽい微笑をたたえて、
以下略
503
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2013/09/24(火) 19:06:51.85 ID:1PtdhOx8o
つづく
504
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2013/09/24(火) 22:18:27.73 ID:y//zfXIKo
シャーペンノックしまくって芯が足元に落ちてるまで想像できた
505
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2013/09/26(木) 07:11:13.71 ID:22uhiiimo
床には長年たまった芯がばらまかれてるのかそうか
506
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2013/09/26(木) 19:34:06.72 ID:TcbpP0uzo
◇
部長の口車に乗せられてノートを開いた。実際、今なら何かを書けるような気がしたのだ。
以下略
507
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2013/09/26(木) 19:34:33.26 ID:TcbpP0uzo
それでも俺は書こうとしてみた。俺が書き始めたのだ。書き終えないわけにはいかない。
そんなのはあまりに無責任だし、身勝手だ。途中で放り投げることはできない。
だから俺は書く。書いている。でも書いているうちに、自分が何を書いているのか、段々と分からなくなってくる。
以下略
508
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2013/09/26(木) 19:35:14.04 ID:TcbpP0uzo
◇
部活が終わった後も、何をするでもなく部室に残っていた。
以下略
509
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2013/09/26(木) 19:35:47.72 ID:TcbpP0uzo
額を抑えて考え込んでいると、不意に物音が聞こえて顔をあげた。
てっきりもうみんな帰ったのかと思っていたら、後輩がまだ帰っていなかったらしい。
「帰らないの?」と俺は訊ねてみた。
以下略
510
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2013/09/26(木) 19:36:14.05 ID:TcbpP0uzo
「ああ、いや、やっぱりいい」
俺がそう言ったとき、後輩の表情は目に見えて変わった。
さっきまでの、どこか怯えたような表情から、驚いて声も出せないというようなものに。
以下略
511
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2013/09/26(木) 19:36:40.00 ID:TcbpP0uzo
「……あ、そう?」
結局でてきたのはそんな間抜けな反応だけで、
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512
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2013/09/26(木) 19:37:07.08 ID:TcbpP0uzo
「あの、よく分からないけど、今俺、傷ついていいところだよね?」
「はい。でも、せんぱいは傷つきませんよね?」
以下略
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