過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
↓
1-
覧
板
20
611
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:47:39.43 ID:0AsOA6Dxo
「お兄ちゃんも……」
「ん?」
以下略
612
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:48:08.47 ID:0AsOA6Dxo
◇
文化祭当日はそこそこ盛況だった。
シィタ派は編入生とまわると言うし、ビィ派は部活の方で何かがあるというので、俺には一緒に回る相手のあてがなかった。
以下略
613
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:48:36.47 ID:0AsOA6Dxo
交代の時間になってから文芸部の前に行くと、パイプ椅子に座っていたのはまたしても枝野だった。
俺はどうしようか迷ったけれど、話しかけないわけにもいかない。
「こういうのにはちゃんと参加してるんだな」
以下略
614
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:49:03.45 ID:0AsOA6Dxo
「何かあった?」と、彼女はそう訊ねてきた。
「まあ、いろいろあるよ」
以下略
615
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:49:29.75 ID:0AsOA6Dxo
「それじゃあ、わたしは行くから」
「うん。楽しんで来い」
以下略
616
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:49:56.15 ID:0AsOA6Dxo
◇
受付の仕事は暇だった。通りすがりに部誌をとっていく人はいるが、そもそも文芸部室は校舎の隅の方にある。
人どおり自体が少ない。こう考えるともっと他の場所に陣取ればいいと思うのだが、毎年なぜか部室の前で配っている。
以下略
617
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:50:34.19 ID:0AsOA6Dxo
「仕返し」と従妹は笑った。
「読んでもいい?」
以下略
618
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:51:00.62 ID:0AsOA6Dxo
やがて交代の時間がやってきた。次の担当はシィタ派一人のはずだったけれど、来たのは編入生と一緒だった。
俺は何かを言おうと思ったけれど、何も思いつかなかったのでやめておいた。
以下略
619
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:51:27.46 ID:0AsOA6Dxo
もう十月で、だから風は冷たかった。
衣替えの時季。そんなときに、俺と彼女は、どうしてか屋上にいる。
「こんなところで何をしてたんだ?」
以下略
620
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/10/07(月) 19:51:54.18 ID:0AsOA6Dxo
「少し話をしてもいいか」
「……どうぞ」
以下略
642Res/457.09 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377165370/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice