過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
1- 20
619:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:51:27.46 ID:0AsOA6Dxo

 もう十月で、だから風は冷たかった。
 衣替えの時季。そんなときに、俺と彼女は、どうしてか屋上にいる。

「こんなところで何をしてたんだ?」
以下略



620:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:51:54.18 ID:0AsOA6Dxo

「少し話をしてもいいか」

「……どうぞ」

以下略



621:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:52:22.17 ID:0AsOA6Dxo

「わたしはずっと暗いトンネルの中を歩いていたような気がするんです。すごく孤独に。無自覚に。
 でも、せんぱいの文章は、わたしに自分の居る場所がどこなのか、教えてくれた気がするんです。
 何をすればいいのか。だからわたしは、せんぱいの書く話が気になって仕方なかったんです」

以下略



622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:52:56.24 ID:0AsOA6Dxo


 
 文化祭は盛況で終わった。部誌は量の割には早めに全て捌けた。
 余計に作らなかったのだから当たり前かもしれない。
以下略



623:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:53:26.09 ID:0AsOA6Dxo

 いろんなことが、良い方向に回り始めていた。
 
 バイオリズムのようなものなのだろう。良い時もあれば悪い時もある。
 低調のときもあれば、冗談みたいに好調のときもある。
以下略



624:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:54:10.80 ID:0AsOA6Dxo



 文化祭が終わり、衣替えがあって、俺たちは冬服を着て学校に登校するようになった。

以下略



625:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:54:41.28 ID:0AsOA6Dxo

 コンビニで菓子類とジュースを買い溜めて、俺の家に集まった。
 別に集まって何をする予定があったわけでもない。
 
 唯一の彼女持ちであるシィタ派をからかったあと、適当に古いゲームでもして遊ぶ。
以下略



626:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 19:55:27.08 ID:0AsOA6Dxo

 俺はその言葉にうまく答えられなかった。
 
 でも、シィタ派は違った。

以下略



627: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2013/10/07(月) 19:56:17.15 ID:0AsOA6Dxo
おしまい



628:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/07(月) 20:09:40.47 ID:7nzX5Zmxo
終わっちまったぜ乙


629:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/07(月) 21:03:55.06 ID:OF3GJjbTo



642Res/457.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice