5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:20:14.06 ID:9gYYSLduo
「部屋一つ」
狭いフロントに立つ男に彼女は告げた。
鍵を受け取りすぐ脇のエレベーターに向かう。
中に入る彼女をぼーっと見ていると、エレベータードアを開けたままこちらをじっと見返してきた。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:21:05.18 ID:9gYYSLduo
三階にある部屋の鍵を開けると彼女は中に入っていった。
ドアはあけ放したままなので、やっぱり僕にも入れということだろう。
恐る恐る中に入ってドアを閉めた。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:21:36.34 ID:9gYYSLduo
……
それが彼女との出会いだった。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 19:23:07.13 ID:9gYYSLduo
ふとホラーやコメディ以外の吸血鬼物を書こうと思ったので立てました
続きます
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 20:22:11.22 ID:sypK38Bho
ほう、なかなかいい雰囲気
期待
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 23:04:39.44 ID:9QvcK/roo
乙乙!
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/25(日) 14:07:05.51 ID:H5xsxe7ro
最初に書くのを忘れてましたがエロ要素あるのでご注意を
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:08:23.34 ID:H5xsxe7ro
……
浴室を出た僕はソファーに座っている彼女に声をかけた。
「上がったよ」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:09:08.85 ID:H5xsxe7ro
白状するのはとんでもなく嫌だけど、僕は女の子に触れたことがない。
いや、あるにはあるか。幼稚園だか小学校だかの催し物で手をつないだことぐらいなら。
それ以外はない。自信を持って皆無と言える。
とても悲しい自信だけれど、それが事実だ。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:10:48.36 ID:H5xsxe7ro
良心が咎めた。
いや嘘だ。僕は純粋に恐れていた。
女の子が怖い。犯罪も怖い。なによりこれから行うであろう行為が怖い。
美人局ということだって考えられそうだ。
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