過去ログ - P「光射す日常――」
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67:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:12:46.12 ID:qgOebLqx0
P(でも、今は……)

掲げた目標を実現するために、精一杯の努力をしなければ。
二人に会えて、その力も湧いてきたのだし。
美希の温もりと、響の気遣いに感謝しよう。
以下略



68:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:13:49.32 ID:qgOebLqx0
【無意識空間】

P「んー……っと」

両手を組んで上に伸ばし、筋肉の凝りをほぐしていく。
以下略



69:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:14:27.70 ID:qgOebLqx0
P「そろそろか」

そんな益体もない事を考えているうちに、空から水滴が落ちてくる。
そして水面が揺れ、輪郭の不安定な像が立ち上がった。

以下略



70:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:14:53.69 ID:qgOebLqx0
P「さて、そろそろ次へ進んでくれないかな……」

そう思うと同時に、白い線が空間を切り取りだした。
複数の線によって囲まれた部分から、徐々に色と質感を備えてゆく。

以下略



71:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:15:40.36 ID:qgOebLqx0
【夕方、事務所の外・駐車場】

P(ん……)

意識が覚醒し、自分の状況が頭に流れ込んでくる。
以下略



72:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:18:26.13 ID:qgOebLqx0
【車内】

僅かに赤く色づいた木々が車窓を流れていく。
走行音だけが聞こえる車内の沈黙を最初に破ったのは、真の声だった。

以下略



73:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:19:17.60 ID:qgOebLqx0
P「真」

真「何ですか……?」

P「その……だな。真にこういう仕事が来るのは、それが真に似合っているからと言うか――」
以下略



74:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:19:49.16 ID:qgOebLqx0
やよい「私、真さんはカッコいいなって思います」

やよい「ダンスを間違えた時とか、ちゃんと教えてくれて……カッコいいなーって」

やよい「でもでも!そういう真さんはお姉さんみたいだなって、思うんです」
以下略



75:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:21:54.71 ID:qgOebLqx0
P(……やよいに感謝しないとな)

結局のところ、真に必要なのは慰めでも、耳触りのいい言葉でもなくて。
やよいのように、自分を理解してくれる存在だったという事だろう。

以下略



76:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:22:25.96 ID:qgOebLqx0
P(咄嗟の事とはいえ、ああ言ったからには守らないとな……)

女の子らしい仕事か……
本人の美的センスがおかしい――と言うと、流石に失礼が過ぎるかもしれないが――ので、こちらで調節しないと酷い事になりかねない。
可愛い系の中でも、爽やかでシンプルなイメージであれば似合うだろうに……本当に、色々と惜しいやつだ。
以下略



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