19:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/12(木) 21:10:29.68 ID:pIwrqx/8o
 リクの泉→竜華の話を待ってた! 
 船Q好きだから、まだ序盤だけど、すごく楽しみです!! 
20:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:57:06.40 ID:1wN6DCnvo
 なすがままにされるうちに、病院に辿り着く。 
  
 目の前に光る、『手術中』の文字。 
 否応なく、現実を認識させられた。 
  
21:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:58:33.51 ID:1wN6DCnvo
 園城寺先輩が涙を拭い、 
 江口先輩が慰め、船久保先輩が唇を噛む、 
 そんなことが10回ほど繰り返された後だったか。 
  
 ランプの光が、消えた。 
22:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:58:59.37 ID:1wN6DCnvo
  
 「…命に関わる状態は過ぎました」 
  
 「奇跡的に骨折もありませんし、体の傷はすぐに直るでしょう」 
  
23:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:59:25.46 ID:1wN6DCnvo
 「………今日は、帰り?親御さんが心配するやろうから」 
  
 先輩の父親らしき人が、私達に声をかける。 
 まだ先輩達は呆然としていて、 
 何も考えてはいないみたいだった。 
24:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/12(木) 23:59:52.44 ID:1wN6DCnvo
 続きはまた明日。 
25:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/13(金) 00:16:07.42 ID:XbpmhlIqo
 すばらです乙乙 
 心が痛む展開やね 
 続き期待 
26:  ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/13(金) 14:44:08.03 ID:Srb3bFtoo
 階段を一つ登って、左にまっすぐ、一番奥の個室。 
 『清水谷 竜華』のプレートは、もう確認もしなくなった。 
 私は慣れた手つきで病室を開く。 
  
 「こんにちはー」 
27:  ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/13(金) 14:45:09.31 ID:Srb3bFtoo
 おばさんは少し目を伏せると、また笑顔でこちらに向き直る。 
  
 「……あ、せっかく来てくれたんやから、何か飲み物買うてくるわね?」 
  
 「いやいいですよ、そんな」 
28:  ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/13(金) 14:45:36.66 ID:Srb3bFtoo
 「………あ、泉」 
  
 「…園城寺先輩?」 
  
 開いた扉を見ると、見慣れた人影。 
29:  ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/13(金) 14:48:21.80 ID:Srb3bFtoo
 「あらー、怜ちゃんも来たの」 
  
 「あ、こんにちはー」 
  
 静かな病室内におばさんが戻ってくる。 
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