過去ログ - ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」
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◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/18(水) 01:11:19.93 ID:DoNZuk/2o
「中尉。実は、中尉にお聞きしたいことがあって、伺いました」
「私に、聞きたいこと?」
以下略
25
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/18(水) 01:12:11.60 ID:DoNZuk/2o
「中尉は…ニュータイプ、って言葉を知ってますか?」
俺は、カードを取り換えた中尉に聞いた。
以下略
26
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/18(水) 01:12:47.86 ID:DoNZuk/2o
「5年前になるかしらね…私は15歳だったから。その日私は、家族と一緒に旅行先のサイド2から戻る最中だったわ…。小さなシャトルで、乗員乗客合わせて43人が乗っていた。月の衛星軌道に乗る直前に、連邦軍の戦闘機に停船勧告を受けたの。当時はもう、連邦とジオンは政治的にも軍事的にも対立状態にあって、そういうことも日常茶飯事だった」
「でも、その日は少し様子が違ったの。シャトルは勧告に従わなかった。それもそのはず、そのシャトルにはジオン側の議員と、それを護衛する諜報員が数名乗っていたからよ。今考えれば、彼らはサイド2でなにかの工作を行った帰りだったのかもしれないけど、とにかく、シャトルは止らなかった。連邦軍の威嚇射撃が始まっても、ね」
以下略
27
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/18(水) 01:13:13.90 ID:DoNZuk/2o
そうか…あのとき、オスカー達のケンカを止めなかったのも、それが俺たちにとっては在るべきものだったって思ってたからなんだな。あのとき、この人は、俺たちに少しでも、本来やれるはずだったことをさせてやろうって、そう思っていたんだ。そんな俺たちを、戦場で指揮しなきゃいけない…その想いが、この自責にも似た感覚の正体だったんだ。中尉は、分かっている。ほとんどのやつらが死ぬだろうってことが。そしてそれを食い止めることができない自分を、責めているんだ…。
俺は…俺はこの人に、何を言ってあげられるんだろう?俺に、なにか彼女を助ける手だてがあるとして、それは一体なんだ…?
以下略
28
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/18(水) 01:13:58.76 ID:DoNZuk/2o
以上です。
次はまた週末くらいに貼り付けできたらいいなと思います。
以下略
29
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/18(水) 14:19:08.94 ID:WZDgyrDoo
乙です
しばらくチェックせずまとめて読みたいような
でも1レスが多めだから更新ごとに読んでないと辛くなりそうな……
30
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/18(水) 14:44:24.77 ID:aLq7bq4Ro
乙
31
:
◆tK49UmHkqg
[sage]
2013/09/21(土) 19:28:40.22 ID:Tp4LxE8o0
レスありがとうございます。
張り付けしようと思ったのですが、
続きを書いたデータの入ったUSBを職場に忘れて来ちゃいました。
以下略
32
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/21(土) 22:38:01.79 ID:CCIjfYsao
こういうパターンは珍しいなwwww
33
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/24(火) 21:40:05.03 ID:q9z5J92ho
USB確保しました。
続き貼り付けていきます。
34
:
◆tK49UmHkqg
[saga]
2013/09/24(火) 21:40:59.75 ID:q9z5J92ho
「こちら、バッハ機。各機、状況を知らせよ」
中尉の声が無線越しに聞こえる。
以下略
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