2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:00:13.82 ID:ZT2DrA0fo
コンクリートの濡れる香りが、風に乗って運ばれてくる。
ぽつぽつと降り始めた雨が、地面を濡らしていく。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:02:18.32 ID:ZT2DrA0fo
「どうかしたか?」
「ううん。なんでもないよ、提督。なんとなく、そんな気がしただけさ」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:03:22.27 ID:ZT2DrA0fo
「……そうだね。季節的にはちょっと早いけど。こんな雨のことさ」
時雨はまた窓の外を見る。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:04:47.21 ID:ZT2DrA0fo
その日もポツポツとした雨が一日降っていた。
『雨は、いつか止むさ』
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:06:09.09 ID:ZT2DrA0fo
もちろん、他の艦娘たちだってそう。
はじめは不安で仕方がなかった提督という重荷も、個性豊かな彼女らに囲まれ、いつだったか楽しむようにさえなっていた。
だからこそ。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:07:09.04 ID:ZT2DrA0fo
止まない雨はない。
それでも。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/26(木) 01:09:33.77 ID:ZT2DrA0fo
とりあえず、序章ってことで。
提督と愉快な艦娘たちが、厭世的な時雨ちゃんにちょっかいだしつつ、なんやかんやする話にしたいと思ってます。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 03:05:44.61 ID:FgpBq7hho
時雨大好き提督としては支援せざるを得ない
運50の改二はまだですか
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 06:07:04.93 ID:XcFfrJeEo
乙です
続き楽しみにしてます
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 10:16:01.61 ID:BzTyX52Jo
乙
時雨最萌な提督は一定数潜んでる気がする
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 12:04:17.37 ID:UCP5miz9o
乙したー
ガンキャn・・・じゃなかった時雨の活躍が楽しみ
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