3:1[saga]
2013/10/10(木) 20:55:00.74 ID:eeFjN9cE0
 つまり、そういうことだ。 
 その友人であるアイドルたちは、多忙故に会えないでいた。 
 かくいう自分も今日が数少ない休みのうちの一つなのだ。 
 ……あまり手放しで喜べる休みではないが。 
  
4:1[saga]
2013/10/10(木) 20:55:28.93 ID:eeFjN9cE0
 響「牛乳も切らしてないでしょー、卵もある。 うーん、何かないかなぁ……」 
  
  
 何もすることが無いという暇、そして出来るなら今日を早く終わらせたいために、 
 必死に外出する理由が無いかを探す。 
5:1[saga]
2013/10/10(木) 20:56:02.57 ID:eeFjN9cE0
 ガバリとベッドから上半身を勢い良く持ち上げる。 
 あまりにも勢いがつきすぎた所為で、脳への血液の供給が行かずめまいを覚える。 
 しかし、気分は好調である。 
  
 なんて寂しいアイデアだと哀れむこと無かれ。 
6:1[saga]
2013/10/10(木) 20:56:45.84 ID:eeFjN9cE0
 響「あ、ハム蔵ごめん、起こしちゃったかな? ちょっと出かけてくるね!」 
  
 ハム蔵「ヂュイヂュイ?」 
  
 響「ん? どれくらい遅くなるのかって? 大丈夫、夕方には帰るよ!!」 
7:1[saga]
2013/10/10(木) 20:57:12.81 ID:eeFjN9cE0
 ・ ・ ・ ・ ・ 
  
  
 テクテクと歩きながら何を買おうか考える。 
 正直、今のままでも十分充実しているので、欲しい物は無かったりする。 
8:1[saga]
2013/10/10(木) 20:57:55.17 ID:eeFjN9cE0
  
 響「…………よし、着いた!!」 
  
  
 視線を送る先は、売れ時のピークを追えても尚、喧騒が飛び交うような、 
9:1[saga]
2013/10/10(木) 20:58:24.14 ID:eeFjN9cE0
 左右二店ずつ、合わせて四店もの花屋が構えていた。 
  
 シクラメンやコスモス、ダリアやアイビーゼラニウムなど、 
 10月に開花する花が店だけではなく、この商店街を彩っている。 
  
10:1[saga]
2013/10/10(木) 20:58:56.39 ID:eeFjN9cE0
  
  
 響「うーん………………」 
  
  
11:1[saga]
2013/10/10(木) 20:59:24.21 ID:eeFjN9cE0
  
  
 響「うがー! どうしよー!!」 
  
  
12:1[saga]
2013/10/10(木) 20:59:50.67 ID:eeFjN9cE0
  
  
 響「こんな所にあったんだ……」 
  
  
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