87:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:10:58.66 ID:c0cPKrGI0
「――案外、簡単だったな」
悠長にのんびりと歩きながら確認する様に言葉を発したディケイドは、
88:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:11:45.62 ID:c0cPKrGI0
「それさえあれば……私の友達が……最愛の友達が……救えるの」
「知らん……知りたくも無い」
89:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:14:15.21 ID:c0cPKrGI0
「お前が仮に――まあ、到底無理な話だが、仮に、だ」
「仮に俺からコイツを取って食ったとして、一体何が変わる」
90:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:15:27.36 ID:c0cPKrGI0
何時の間にか暁美ほむらは彼の言葉に耳を傾ける様になっていた、
期待する様に、その言葉を待つように。
91:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:16:22.69 ID:c0cPKrGI0
「よし、下克上だ」
――十倍返しだ。いや、百倍の方がいいか……。
92:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:17:03.93 ID:c0cPKrGI0
【ねぇ、さやかちゃん、昨日の、どう思う?】
【んぇ?昨日のって?】
93:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:18:08.79 ID:c0cPKrGI0
「二人とも、魔法少女の練習、みたいなのしてみない?」
放課後、巴マミの自室に二人は居た。
94:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:19:29.25 ID:c0cPKrGI0
――深夜の学校には不気味な静けさがある。
騒がしくしていればいいというものではないけれど、少なくとも無音で自分の足音だけが響くというのは、
95:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:20:49.98 ID:c0cPKrGI0
「キミに朗報だよ、この町に新しく魔法少女がやってくる」
しかし、そんな思想も、一瞬の内に崩れる。
96:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:22:34.08 ID:c0cPKrGI0
「なんっていうかさ」
昼休み、昨夜ここに居たインキュベーターを除き、二人は話し始めた。
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