過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
1- 20
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/01(日) 21:49:23.18 ID:OoxQ2/GV0
次の相手はグレムリンの男女でヤればいいんじゃないかな!
黄泉川さんやアイテム、食蜂サーシャ削板結標電磁砲組バードウェイまだまだいっぱいいるけどね!


213: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:17:19.25 ID:WtfI3Ree0

(よーし、次はウーフィアにするぞー! …受けると良いのですが フィア火野かこうとするとみなさんおこるので、
 木原ンマさんとか負ける気しないですね 木原のモルモットンマさんなら…『世界を救う力』徹底解析になるので必然と乱数右方になりますね
 みさきち…うーん…あっソギーは興味あります)

以下略



214: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:17:49.45 ID:WtfI3Ree0

つまらない毎日の単調な繰り返しが幸せであることを、知っている。
劇的な変化程不幸の前触れもないということも、よく知っている。
退屈ということは、それだけ平和で穏やかだということだ。

以下略



215: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:18:18.23 ID:WtfI3Ree0

パンの形をしたクッキーを食べる。
食感はクッキーでしかないが、見目はパンそのものだ。
その中でもフランスパン型のものがお気に入りのフィアンマは、実に上機嫌だった。

以下略



216: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:18:54.42 ID:WtfI3Ree0

フィアンマが改めて昼寝を開始したため。
トールは外に出、彼女へのプレゼントを捜すことにした。
彼女は何を贈ってくれるつもりなのだろうか、さっぱり読めない。

以下略



217: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:19:27.28 ID:WtfI3Ree0

うんうんと悩みながらショッピング街をぶらついて早三十分。
プレゼント候補の売り出し品はうんと溢れている。
しかし、その中から選ぶのは、結局のところトール自身である。

以下略



218: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:20:17.01 ID:WtfI3Ree0

赤い服に合わせるなら、暖色のアクセサリー。
宝石は好みがあることに加え、術式に影響を及ぼしやすい。

「…これにするか」
以下略



219: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:20:46.62 ID:WtfI3Ree0

そうしてやって来た聖夜は、いつもと変わりないものだった。
ご馳走の大概はトールが食べ、ケーキの大半はフィアンマが平らげた。
話をして、入浴して、身支度をして、眠る準備をして。
一日の流れは変わらずにどこまでも平凡で、どちらかというと怠惰なものだった。
以下略



220: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:21:16.96 ID:WtfI3Ree0

「…………」

箱を開けたフィアンマは、指先でループタイを撫でていた。
無言のまま何度も、確かめるように、なぞっている。
以下略



221: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:21:46.96 ID:WtfI3Ree0

嬉しい。
嬉しい、嬉しい、うれしい―――――。


以下略



1002Res/658.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice