過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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251: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:02:34.32 ID:h0Jw89pJ0

緩やかに、意識が浮上する。
どうやら寝てしまっていたようだ、とトールは自己判断を下した。
自分でも知らぬ内に疲れが溜まっていたのかもしれない。
幸いにして、彼女のように体調悪化まではいっていない。
以下略



252: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:03:24.13 ID:h0Jw89pJ0

カツン、コツン。

靴音がいやに響く。
フィアンマは無事、聖ピエトロ大聖堂へと戻って来た。
以下略



253: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:04:02.00 ID:h0Jw89pJ0

「おやおや、これは珍しい」

慈愛に満ちた声を出したのは、聖職者の男だった。
左方を司る彼はゆっくりと近づき。
以下略



254: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:04:27.83 ID:h0Jw89pJ0

ようやく、泣き止んで。
フィアンマは他の右席と教皇へ向き直る。
赤い髪を揺らし、微笑みを浮かべた。

以下略



255: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:05:07.87 ID:h0Jw89pJ0

『親愛なる雷神様

 恋人ごっこは今日で終わりです。
 置いてある紙幣は、今まで使ってもらった金額を計算して用意しました。
以下略



256: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:05:44.54 ID:h0Jw89pJ0

記憶を奪い、偽りの記憶を植え付ける。

フィアンマが行ったのは、簡単なことだった。
自分と築いた、幸せで救いある思い出を消し去るだけ。
以下略



257: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/09(月) 22:06:47.53 ID:h0Jw89pJ0

今回はここまで。
トール先生の愛情深さにご期待ください


258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/10(火) 07:57:01.23 ID:m1YRUI+Co
乙でした


259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/10(火) 09:16:26.70 ID:G+zqAobj0
乙です
更に悲しさが…だけど、おもしろくなってきたね

格好良いトール先生を待ってます


260: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:57:35.61 ID:TcqASv/o0

ウーフィアスレを何路線でいくべきか……あんまりギャグセンスないんですよね…。



以下略



261: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/10(火) 21:58:16.04 ID:TcqASv/o0

教会の門をくぐっては、次の教会へ。
あてもなく元恋人を探す少年は、ボロボロだった。

「っ、」
以下略



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