過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/15(日) 23:18:31.44 ID:ZFZ6L+UT0
――――数時間前。
以下略
290
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/15(日) 23:19:43.96 ID:ZFZ6L+UT0
テッラの最期について聞かされ。
フィアンマは適当な相槌を打ち、アックアの元から去った。
今、彼女の目の前にあるのは高級そうな桐の箱である。
その中には、テッラの死体の半分が収められている。
以下略
291
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/15(日) 23:20:11.27 ID:ZFZ6L+UT0
不思議と涙が出なかったのは、どこかで理解していたからかもしれない。
何の犠牲も無しに、物事の進歩などありえない。
時間、人員、労力、時には命を犠牲にするから、何かが進化する。
以下略
292
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/15(日) 23:21:10.82 ID:ZFZ6L+UT0
今回はここまで。
仲良しグレムリンとぼっちの右方
293
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/17(火) 00:11:09.90 ID:YjE1/+ESO
乙。仲良しグレムリンは少ないからいいな。フィアンマさんぼっち飯は辛かろて。
つかシギンの登場にびっくりしたwwww
294
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:50:41.19 ID:JoSljzfA0
シギンさんあんまり見ませんね。致し方ない…
以下略
295
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:51:22.38 ID:JoSljzfA0
「間もなくか」
世界各地のニュースを耳にしつつ。
魔神たる少女は、ぼんやりとした表情で呟いた。
以下略
296
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:52:01.46 ID:JoSljzfA0
そうして、死体の半身はイギリス清教へと送られた。
残りの半身を丁寧に処置し、墓場へと運ぶ。
神父として誰かを埋葬する仕事をするのは何年ぶりだろう、とフィアンマは思った。
何年ぶりかに見た彼の本名は、実に一般的なそれ。
以下略
297
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:52:51.51 ID:JoSljzfA0
「何が悲しくて惚気なきゃならねえんだよ」
「いーからいーから」
「何が良いんだっての」
「俺の術式研究に協力すると思ってさあ。
以下略
298
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:53:26.58 ID:JoSljzfA0
一人、本を読む。
本の内容は、ロクに頭に入っていなかった。
ただ、自分を落ち着かせる為の所定の行動に過ぎない。
言うなれば精神統一の儀式のようなものだ。
以下略
299
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/12/17(火) 21:54:22.69 ID:JoSljzfA0
思えば、本当に右手を振るった事なんて、数度しかなかった気がした。
ほんの少し努力すれば、皆は自分に微笑みかけてくれた。
才能があるだけで。ただそれだけで、多くの人に望まれた。
自分が出来ることなんて、膨大な奇跡の一部を、ほんの少し人々に振舞っているだけなのに。
以下略
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