42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/19(火) 19:47:56.66 ID:vuZxiubAO
私の足元では双子の片割れ、緑のぬいぐるみが暇をもて余しています。
私はそれを拾いあげて
「んっ…っしょっ♪」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/19(火) 21:02:31.61 ID:vuZxiubAO
自分のお尻とフロアの間でぺちゃんこになってるぬいぐるみをみて私は言います。
「でもこんなもんじゃ足りないんだもん、私を待たせた罰はひどいから」
という私の呟きは静寂へと溶けていきます。チクタクチクタクと、時計が音を刻みます。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/19(火) 21:10:38.00 ID:vuZxiubAO
でも、
「まさかたつなんて…ふふっやっぱり男なんだねーアレも♪」
…
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/20(水) 06:18:28.03 ID:6MHnY36W0
痛みを伴うものしか、僕らは愛と認めない
なんかそんなフレーズを不意に思い出した
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 23:34:09.95 ID:QXChndfAO
今初めて気が付いたわけではありませんが、あの子は私といる時いつも何かしら笑っていました。
私が何をしても、泣くこともなくやめてということもなくずっと笑っていました、不気味なくらいに。
だから私は、人形と思い込むことにしたのかもしれません。あれは人形だから、私は思うがままに傷付けてこれたのです。
でも、さっき、あの子のアレはいきり立っていました、そうあの子は人形なんかではなかったのであります。
感情の持った性欲のある、れっきとした子供。 頭の中で隠れていたもやが晴れていくような気がします。
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 23:53:37.16 ID:QXChndfAO
もう会えないかもしれません。
だってここまであの子とあえなかった時間はなかったのですから、あの子がここまで私をほったらかしにするとは考えられません。
「死んじゃったか…も…」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/25(月) 01:20:38.76 ID:gT06ZoCAo
きたい
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/25(月) 04:07:23.50 ID:s8BdBuhd0
これ、この後、いい予感が一つもしないんだが……
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/26(火) 18:48:59.33 ID:L2hxjodJ0
終わりでは…ないよね?
期待してるよ
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/27(水) 19:17:48.00 ID:PexfuKuAO
浴室にはシャワーの音だけが虚しく響いており、その他の音は全く聞こえていません。
「……よし」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/27(水) 19:33:18.71 ID:PexfuKuAO
ヨロヨロとあの子の元へ 私は歩みだします。頭の中を音声とも映像とも似つかわないものがぐちゃぐちゃとかき回り、強烈な痛みを生み出します。
「あぁ………あぁ」
あの子の上でタップダンスを行ったこと、垢擦りで出た垢を食べさせたこと、あの子を縛りつけてサンドバッグにして殴ったこと、人間掃除機にして部屋中の埃を食べさせたこと、私の口と、あの子の鼻と口をホースで繋ぎ私の吐いた息だけで酸素を与えていたこと。
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