過去ログ - 碇シンジの日常
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136: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:16:16.59 ID:sHZqfuKZ0
「綾波……これ。前に喜んでくれたから……。迷惑じゃなかったら食べて」

レイは少し驚いた様な顔を見せたが、それもわずかな間だけで、彼女はそっと手を出すと、頬をほんのり染めながら弁当箱を受け取った。

「ありがとう……///」
以下略



137: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:17:41.37 ID:sHZqfuKZ0
教室の隅に固まって、もそもそと手で弁当を食べる三人。

カヲルはみんなを慰める為にモーツァルトの「レクイエム」を歌い、「うるさい、黙れ」とアスカに言われて寂しげにそこから立ち去った。

マリは全員を慰めようとレバーを一つずつあげ、全員から微妙な表情をされた。
以下略



138: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:19:04.12 ID:sHZqfuKZ0
つづく


139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/20(日) 16:39:36.52 ID:uTO1d5gyo
乙!
この不思議な作風がたまらない


140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/21(月) 00:54:44.76 ID:bSvMgg1ko
ヤバイ好きだこれ


141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 19:32:16.70 ID:DQLGVl4x0
結局、トウジが教室へと戻ってきたのは昼休みも終わり間際の事だった。

彼はあんパンと焼きそばパンと牛乳を抱え、ボールペンを五本持ったケンスケと話しながら自分の席へとついた。

その隣りでは、シンジとマリが軽く談笑していた。
以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 19:33:42.00 ID:DQLGVl4x0
ちなみにレバーには、鉄分、銅、葉酸、ビタミンA、B1、 B2、B6、B12、同じくB群の仲間であるナイアシンが豊富に含まれている。

レバーで最も有名なのが貧血予防の効果だが、その他にも皮膚や粘膜の健康、病気への抵抗力の強化、眼精疲労の解消、糖質・脂質の代謝促進、皮膚病やアレルギー予防の効果まである。


以下略



143: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:35:26.10 ID:DQLGVl4x0
一方で、レイとカヲルの関係も少し複雑である。

お互いに使徒の魂を持つ、運命を仕組まれた二人の子供。

お互いシンジに好意を抱く、恋のライバル。
以下略



144: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:37:19.75 ID:DQLGVl4x0
「……君は、シンジ君とはもうしたのかい?」

この日、わずかばかりの切なさと背徳的な興奮とを込めてカヲルはレイに尋ねてみた。さながらそれは高く組み上げた積木の塔を一気に崩す時の様な、そんな倒錯的な快感に似ていた。

「……した?」
以下略



145: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:40:06.19 ID:DQLGVl4x0
全ての授業が終わった後。

カヲルはようやく事の真相を知らされ、その時、彼はあからさまに落胆した。

レイは興味がなかったので、気にしなかった。
以下略



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