過去ログ - 碇シンジの日常
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143: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:35:26.10 ID:DQLGVl4x0
一方で、レイとカヲルの関係も少し複雑である。

お互いに使徒の魂を持つ、運命を仕組まれた二人の子供。

お互いシンジに好意を抱く、恋のライバル。
以下略



144: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:37:19.75 ID:DQLGVl4x0
「……君は、シンジ君とはもうしたのかい?」

この日、わずかばかりの切なさと背徳的な興奮とを込めてカヲルはレイに尋ねてみた。さながらそれは高く組み上げた積木の塔を一気に崩す時の様な、そんな倒錯的な快感に似ていた。

「……した?」
以下略



145: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:40:06.19 ID:DQLGVl4x0
全ての授業が終わった後。

カヲルはようやく事の真相を知らされ、その時、彼はあからさまに落胆した。

レイは興味がなかったので、気にしなかった。
以下略



146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 19:41:50.46 ID:DQLGVl4x0
「碇君が、着ぐるみを着たくないなら、代わりに私が着る。だから、やめて」

「はあ!? アンタなんかに着させる訳ないでしょ!」

当然、アスカは反発を覚えた。相手がレイで、おまけにシンジを庇うようなセリフだったから、ついつい口調も強くなるというものである。
以下略



147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 19:43:32.42 ID:DQLGVl4x0
さて、エヴァのパイロット五人の中で最も身体能力が高いのはアスカで、その次がマリである。

彼女達はその能力をフルに活かし、アスカ、マリの順にぶっちぎりで屋上へと辿り着いた。

まず最初に辿り着いたアスカが、フェンスに干してある着ぐるみの胴体を見つけ、まるでピーチフラッグでもするかの様にそれへと飛びつき確保した。
以下略



148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/21(月) 19:44:26.56 ID:DQLGVl4x0
つづく


149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/21(月) 20:13:40.39 ID:KNFWc9IZo
謎の勢い


150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/21(月) 20:13:58.96 ID:Q+eV6Lkbo

続き期待して待ってる


151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/21(月) 20:46:19.16 ID:l7FJevzAO
お腹痛いwwwwww




152: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/05/16(金) 23:33:24.11 ID:c9dERRDL0
取り残された、シンジ、アスカ、マリ、カヲルの四人が揃ってネルフまで行くと、レイは既にエヴァの前でプラグスーツに猫の頭という出で立ちで待機していた。

アスカは対抗して、プラグスーツの上から更に猫の着ぐるみを着て現れ、二人とも揃ってリツコから注意された。

「あなた達、一体何を考えてるの? その着ぐるみは何?」
以下略



153: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/05/16(金) 23:35:07.71 ID:c9dERRDL0
こうしてドタバタの内に始まったシンクロテストだったが、意外とごく落ち着いた感じで進められ、そしてごく普通に終わった。リツコは納得した様に一つうなずき、全員にテストの終わりを告げた。

「みんな、御苦労様。特にシンジ君。あなたが今回もナンバーワンよ。よくやっているわ」

言葉の内容とは裏腹に、リツコの口調はかなり事務的なものだった。これを言っておかないと初号機が暴走するかもしれないので、仕方なく言っているだけの事である。
以下略



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