31: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/28(木) 16:20:13.83 ID:wnt+OhXy0
結局、そういった理由と経緯により、アスカは未だにシンジに料理を振る舞えてはいない。
もっとも、それは綾波レイも一緒であったが。
綾波レイの開いた料理会は、テロリストから脅迫文が届き、中止になったからだ。
32: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/28(木) 16:21:38.71 ID:wnt+OhXy0
「……アスカ」ゼイゼイ……
不意に着ぐるみの中から蚊の泣くような弱々しい声が聞こえた。
「……何?」
33: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/28(木) 16:23:27.45 ID:wnt+OhXy0
「はあ……」
ポカリを飲み終えたシンジは、額の汗を手で拭きながら一息つく。
その間、アスカは中でシンジの匂いに包まれておりハァハァ言っていた。
34: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/28(木) 16:24:24.75 ID:wnt+OhXy0
つづく
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/28(木) 17:47:34.42 ID:eEHID7eSO
なんだこの…
なんだ…この…これ…
なんなんだ
乙
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/29(金) 03:28:56.02 ID:+8n8QT3lo
乙!
真夏の着ぐるみなんて拷問だろw
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/29(金) 09:44:57.64 ID:rV6Nhs0AO
乙
散文詩だなww
38: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/29(金) 22:21:32.91 ID:Ix9Gqc1z0
「おーい、碇ー」
ふと、後ろから声がした。
二人が振り返ると、そこにはこちらに駆け寄ってくるケンスケとトウジの姿があった。
39: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/29(金) 22:22:53.50 ID:Ix9Gqc1z0
「なあ、碇。少し聞いてくれるか」
歩きながらケンスケはシンジに話題をふる。
「……何?」
40: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/29(金) 22:23:54.75 ID:Ix9Gqc1z0
「昨日の夜、ベッドに入りながら考えたんだ」
ケンスケはアスカを無視して気にせず語る。
「僕は人を愛する事がどういう事なのか、それを知らないんじゃないかって」
41: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/29(金) 22:26:06.58 ID:Ix9Gqc1z0
「大丈夫、ケンスケ?」
「ああ、こんな事ぐらい何ともないよ。辛いのは体の痛みより心の痛みさ」
パンパンとズボンについた土や埃を払ってケンスケは起き上がる。
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