過去ログ - ラウラ「いちごぱんつ!?」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/30(土) 02:04:09.84 ID:0l7Qy2rM0
上官の問いに漢字変換するだけで調査報告するとは


22: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 02:16:23.97 ID:wEs44zmDO
「なんだ。それで苺柄のショーツを」

 寮の自分の部屋で、私は昨日と今日の出来事をシャルロットに話していた。

 今朝、寮の巡回をしていた織斑教官に見付かった私達3人は、正座でこってり絞られた上に校庭50周と反省文20枚のペナルティを受けた。
以下略



23: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 02:46:15.27 ID:wEs44zmDO
「ラウラは今の一夏をどう思う?」

「嫁だ」

「……まあそれは置いといて。しょっちゅう寝起きに迫られたら、一夏も疲れちゃうんじゃないかな?」
以下略



24: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 03:18:42.53 ID:wEs44zmDO
「うん。さすがは一夏だ」

「でもこの間の無人機の襲撃では思うように動けなかったって言ってた。一夏今すごく辛いと思う」

 あの時、私はシャルロットとのコンビで何とか無人機を破壊した。だが一夏は激しい戦闘でエネルギー切れを起こしてしまったのだ。
以下略



25: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 14:53:55.14 ID:wEs44zmDO
「一夏が悩んであがいている時に、私は自分を押し付けてばかりだった……」

「ラウラ」

 シャルロットが寄り添ってくる。
以下略



26: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 17:01:41.92 ID:wEs44zmDO
 それから私はシャルロットと相談の上、綿密な計画を練り上げた。
 一夏のためにという思いと、一夏と同じ時間を過ごしたいという欲求を最大限に近付けた、完璧な独仏合同作戦。それは。

 ──特訓後の一夏にお茶とお茶菓子を差し入れする。

以下略



27: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 18:32:33.75 ID:wEs44zmDO
「イモヨウカン……? どんな模様?」

「そうではない。スイートポテトのみを使った、プディングのようなジャパニーズスイーツだ」

「へー。美味しそうだね。どんなお菓子なんだろう」
以下略



28: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 20:53:09.62 ID:wEs44zmDO
 キッチンで準備をしながら、情報端末で芋ようかんの作り方を調べてみる。

「基本的に裏ごしして型に入れるだけみたいだね」

「よし、やってみよう」
以下略



29: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 21:27:26.80 ID:wEs44zmDO
 そしてペースト状になった芋を鍋に入れ、水、砂糖、ゼラチンを加えて火にかける。
 今回は滑らかさとコクを出すために、シャルロットのアイデアで微量の生クリームも足してみた。

「いい匂いだ」

以下略



30: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 22:13:20.39 ID:wEs44zmDO
 自分で淹れたグリーンティーを水筒に詰めた。最高の芋ようかんも用意した。作戦準備は完了。あとは任務を遂行するのみだ。

 そして私は今、特訓後の一夏が出てくるのを待ってロッカールームの前にいる。

「はあ……」
以下略



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