過去ログ - 過去に書いた厨二小説晒す
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:31:05.97 ID:gLkbd9Kt0
「はやせちゃん」
「はい?」

山を下りた後、家の近くの公園まで送ってくれたおばあちゃんは、どこか影のある表情で言った。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[[sage]]
2013/12/07(土) 00:31:37.18 ID:XDVNMYfc0
いいぞもっとやれ


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:31:46.26 ID:gLkbd9Kt0
「はーやーせー……」

能力だとか、契約だとかのことを考えていると、後ろから世にも恐ろしい声が聞こえ私は飛び上がった。

「さ、くら……」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:32:53.52 ID:gLkbd9Kt0
「これは極秘情報。はやせだけ教えてあげる」
「ありがとう」
「緋月紫音はね、変な力があるの。あくまでウワサだけど、それを見たって人は結こういる。まだ他学年には流れてないけど、二年の間ではウワサの種」

変な力?そんな……。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:33:33.98 ID:gLkbd9Kt0
・第2章

「夏風さん」

昼休み。突然名前を呼ばれ、いざ口へ運ぼうとしていたタコさんウインナーを落としそうになった。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:34:23.16 ID:gLkbd9Kt0
「あ……、さくらごめんね、今日だけ」

私は小声でさくらに言うと、お弁当を包みなおして立ち上がった。
いつのまにか周りの生徒の声は小さくなっていた。みんな自分の食事に戻っている。さくらは何も言わずに手を振った。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:34:55.21 ID:gLkbd9Kt0
「心を無にして。何も考えないで」
「え?」

突然、緋月先輩は私の腕をつかむと自分の方に引きよせた。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:35:29.66 ID:gLkbd9Kt0
「大丈夫?」
「多分……」
「初めてでこんなに心をとられたら仕方ないわ」
「あの、心をとるとかってどういう……」
「それはまた今度」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:36:20.65 ID:gLkbd9Kt0
ピキッ……ピキッ……。

周りを見ると、全てがゆれていた。だけど、私はゆれてない。

「え、え……なんなの……」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:36:56.70 ID:gLkbd9Kt0
『はやせちゃん』

                               『のろってやる』

   え?
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/07(土) 00:37:49.92 ID:gLkbd9Kt0
飛び起きると、そこは真っ青な空がすぐそこに広がる屋上だった。

「……、先輩……」

横に座って私の顔をのぞきこんでいた緋月先輩のほっとしたような表情を見ると、なんでか泣き出しそうになった。
以下略



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