過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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2013/12/22(日) 20:26:56.92 ID:HqZl913Bo
中から出て来た紙を見詰め、御坂美琴は静かに呟く
「ええ」
「"何が在ったか知らないけど、元気出せよ"」
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2013/12/22(日) 20:28:51.06 ID:HqZl913Bo
そして、その笑顔のままに
「へっ、へぇ〜、そうなんだ、あいつ、心配してたんだぁ……!」
「別に? そんな心配される様な事はしてないけど?
以下略
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2013/12/22(日) 20:29:31.63 ID:HqZl913Bo
「……えっと、行くって、何処に?」
脈絡の無い話題の転換に、御坂美琴は困惑の表情を浮かべる
一方、少女はそんな御坂美琴を意にも介さず、決然と言い放つ
以下略
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2013/12/22(日) 20:30:10.20 ID:HqZl913Bo
少女はそんな御坂美琴に対し、ジトっとした視線を送りつつ
「お姉様、誤魔化すのはお止めください」
「今日はクリスマスで、そのクリスマスももう数時間で終わってしまうと
以下略
103
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2013/12/22(日) 20:31:56.09 ID:HqZl913Bo
だが、それでも、少女は
「お姉様っ!」
喝を入れる様に声を張り、諭す様に言葉を続ける
以下略
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2013/12/22(日) 20:32:23.12 ID:HqZl913Bo
そう言って、少女は発破を掛ける様に、好戦的で楽しげな笑みを浮かべる
その笑みに、御坂美琴も口角を上げ
「……言ってくれるじゃない」
以下略
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2013/12/22(日) 20:33:31.42 ID:HqZl913Bo
「はい、それでこそお姉様ですの」
そんな御坂美琴に、少女は嬉しそうに笑顔を浮かべ
「で、でも、あくまでも、感謝してるだからねっ!? 別に、他意は無いわよ!」
以下略
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2013/12/22(日) 20:33:59.70 ID:HqZl913Bo
それから少女は、御坂美琴の手を取り
「まぁ、何はともあれ、参りましょうか」
能力──テレポート──の発動に移る
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2013/12/22(日) 20:34:51.66 ID:HqZl913Bo
「ってちょい待ち!」
「……?」
「黒子、そもそもアイツの家の住所知ってるの?」
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108
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2013/12/22(日) 20:36:32.90 ID:HqZl913Bo
「あっ! ダメですよ、佐天さん! そのサンタさんは私が食べるんですから!」
「えー? 良いじゃん、1個くらい私が食べたって
初春はブッシュ・ド・ノエルに乗っかってるサンタを食べれば?」
以下略
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