過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 00:59:44.64 ID:Q7DrCTuS0
その理由が自分を守るためだということは知っている。
自分はイギリス清教の『禁書目録』だ。そして当麻は『禁書目録を守護する者』である。
彼が『禁書目録』を危険に晒さないために情報を教えないことは、その立場からすれば何も間違ったことではない。
以下略
150
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:00:32.72 ID:Q7DrCTuS0
禁書(でも、少しくらいは頼ってほしいんだよ)
以下略
151
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:02:05.79 ID:Q7DrCTuS0
彼に対して命を危険に晒させてまで、何かを成し遂げてもらおうなど思ったことは一度も無い。
仮にそうすることが必要な状況になってしまったとしても、皆で協力すればいくらか危険を減らすことはできるはずなのだ。
それだというのに、いつも周りの忠告を聞こうとはせずに一人で走って行ってしまう。
彼は自分の身に何か起こった時に周りがどんな思いをするのか、これっぽっちもわかっていないのだ。
以下略
152
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:02:40.08 ID:Q7DrCTuS0
禁書「……とうまこそ食べないの?」
上条「俺は……いいや。 食欲が無い」
以下略
153
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:04:07.05 ID:Q7DrCTuS0
禁書「とうま」
上条「何だ?」
以下略
154
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:05:15.05 ID:Q7DrCTuS0
しかしその行動には、『フランドールに手を出そうとしている存在がイギリス清教である』という問題が付き纏う。
彼女はイギリス清教の構成員。しかもかなり重要な立場に居る存在である。
そんな彼女が、自分の所属している組織の意向に真っ向から反対できるのかと言われれば、それは非常に難しい。
仮に反対したとしても、『インデックスの言葉を聞いてイギリス清教が手を引いてくれる』という展開は望み薄だろう。
以下略
155
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:06:39.44 ID:Q7DrCTuS0
上条「あー、それはだな……」
禁書「言っておくけど、嘘ついてもすぐわかっちゃうからね? とうまって意外と顔に出るんだよ?」
以下略
156
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:07:51.82 ID:Q7DrCTuS0
禁書「迷える子羊の悩みを聞くのが、敬虔な神の僕である私の役目なんだよ。 だから遠慮なく話すといいかも」
上条「……ついこの前、小萌先生の所でジンギスカンをたらふく食ってた気がするがな」ボソッ
以下略
157
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:08:30.01 ID:Q7DrCTuS0
上条「……インデックス」
禁書「何かな?」
以下略
158
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:09:16.81 ID:Q7DrCTuS0
困惑した表情を見せるインデックスを、当麻は真剣な眼差しで見つめる。
全てを話す前に、これだけは聞いておかなければならないと思った。
以下略
159
:
◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/17(月) 01:10:44.90 ID:Q7DrCTuS0
禁書「私は『禁書目録』である前に一人のシスターなんだよ。 シスターは神の御言葉を聞いてそれに従うけど、
所属している宗教組織に服従しているわけじゃない」
禁書「もしイギリス清教が神の御言葉に背くようなことをするなら、私は声に出して反対するよ?」
以下略
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