過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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771: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:18:03.40 ID:wQK87Klo0

ロータス「とりあえず、これで診察は終わりだね。 薬はこれとこれの二袋。 いつも通り、食後に飲むようにね」

パチュリー「……」コクッ

以下略



772: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:19:32.13 ID:wQK87Klo0

ロータス「……君だけには伝えておかなきゃいけないと思ってね」

メリッサ「……?」

以下略



773: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:20:52.69 ID:wQK87Klo0

ロータス「……すまない」

メリッサ「……どうして謝るのですか?」

以下略



774: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:22:19.89 ID:wQK87Klo0

そんな常に部屋に引きこもり、一人で本を読んで過ごしてきた彼女にできた初めての友達。
それが『レミリア・スカーレット』という名の少女なのだ。


以下略



775: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:22:56.69 ID:wQK87Klo0

メリッサ「そんなに落ち込まないでください」

ロータス「……メリッサ」

以下略



776: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:23:50.52 ID:wQK87Klo0

メリッサ「いつまでも落ち込んでばかりではいけません」

メリッサ「こうなってしまった以上、貴方はヘンリー様と否が応にも相対しなければならないのですから」

以下略



777: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:24:50.96 ID:wQK87Klo0

ロータス「中には僕が君達に処方している、薬の調合方法が記されたノートが入っている」

ロータス「もしも最悪の事態が起こってしまった場合、君達に薬を処方できなくなってしまうかもしれない」

以下略



778: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:26:03.64 ID:wQK87Klo0

メリッサ「……そのようなことは言わないで下さい」

ロータス「え……?」

以下略



779: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:26:54.61 ID:wQK87Klo0

少し掠れた妻の言が、ロータスの心の臓を貫いた。


これまで色々と話をしてきたが、そのどれもが『自分が斃れた時の予防線』ばかりであったことに気づく。
以下略



780: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/02/08(日) 23:27:43.87 ID:wQK87Klo0

ロータスの言葉を聞いたメリッサの顔から固い表情が消え、いつもの穏やかなものに戻る。


彼女にとってロータスの存在は単純に夫としてだけではなく、自分の心の支柱となるほど大きな存在だ。
以下略



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