過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争 02」
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◆cvvZKri7SI
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2014/01/08(水) 14:13:39.61 ID:NVDGXRYwo
──遡ること前日。
「……」
以下略
5
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:14:07.32 ID:NVDGXRYwo
私は別にそれでも困らないのだけれど、両親は違ったのだろう。
先ほどは「私の両親の会話」と言ったけれど、少し語弊があった。
両親は私に対して出来る限り明るく接し、多く語り、良く尋ねる。
以下略
6
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:15:03.97 ID:NVDGXRYwo
そんな私にとっての携帯電話は、目覚まし電話としての使用が専らだ。
或いは学校から帰ってきて、留守番電話に両親からの言葉があったら、それを聞いて消去するだけのメモのようなものである。
以下略
7
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:16:48.90 ID:NVDGXRYwo
「もこちゃん聞いとるぅ? あんなぁ、うちやでぇ。この間ぶりやんなぁ。もうすっかり暑ぅなったなぁ。
最近元気しとるぅ? もこちゃん全然電話してくれへんから寂しいわぁ。
そいやなぁ、あれやん。こないだインハイあったやんかぁ。試合観たぁ?
いやぁ、まさかあんな事になるなんて思わへんかったわぁ。
以下略
8
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:17:41.32 ID:NVDGXRYwo
「なんだよ」
「およ?」
すっとぼけた声出しやがって。
以下略
9
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:18:13.13 ID:NVDGXRYwo
「用件は?」
「あぁ、うん」
先々月に、私の高校。
以下略
10
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:18:43.42 ID:NVDGXRYwo
「……もこちゃん」
「嫌だよ」
言われる前に言葉をかぶせる。
以下略
11
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:19:35.73 ID:NVDGXRYwo
「そんなん、つまらんやんか」
人生なんて本来そんなもんだ。
以下略
12
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:20:08.62 ID:NVDGXRYwo
「……、そういうわけだから。私は事件なんて興味ない」
さすがにここまで拒否すれば、向こうも引くだろう。
基本的に自由奔放な性格だけれど、無理を通すような奴ではなかったはずだ。
以下略
13
:
◆cvvZKri7SI
[saga]
2014/01/08(水) 14:20:35.40 ID:NVDGXRYwo
「……」
「……」
以下略
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