過去ログ - なずな「シロツメクサの願い」
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1: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/04(火) 22:38:49.92 ID:HoelAcgz0
ひだまりスケッチSSです。地の分有りです。
ゆっくり書いていくので、完結まで当分かかりそうな点ご了承ください。


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2: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/04(火) 22:39:46.17 ID:HoelAcgz0
1年D組 教室

女子「なずな、次教室移動だよ?」

なずな「うん、ちょっと待って……」
以下略



3: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/04(火) 22:43:09.54 ID:HoelAcgz0
なずな「あ……」


机に入っていたのは、ラブレターだった。もっとも、薄々感づいていたけれど。
文面は、『今日の放課後、裏の竹林に来てください』とだけ。
以下略



4: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/04(火) 22:51:13.81 ID:HoelAcgz0
次の授業には、何とかギリギリ間に合った。
とはいえ、さっきのことで頭がいっぱいで、授業の内容なんて頭に入らない。
結局、そのままの状態で授業終わりのチャイムが鳴った。


以下略



5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 23:06:35.16 ID:HoelAcgz0
食堂

なずな「乃莉ちゃーん」

乃莉「なずな、遅い」
以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 23:12:25.92 ID:HoelAcgz0
乃莉「ちょっと出遅れたかなー。列の人数的に今日は売り切れてるかも」

なずな「ごめんね、私のせいで……」

乃莉「それは仕方ないっていったじゃん、怒ってないし」
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 23:20:49.18 ID:HoelAcgz0
なずな「最近、乃莉ちゃんよくカツ丼食べているよね」

乃莉「そうかな?まあ、食堂のカツ丼、安いし結構おいしいと思うんだよね」

乃莉「家じゃ敢えて作ろうとは思わないし」
以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 23:21:39.53 ID:SmblRAhwo
やった!久しぶりのひだまりSSだ!
期待


9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/04(火) 23:22:56.19 ID:HoelAcgz0
なずな「ねえ、乃莉ちゃん」

乃莉「なに?」

乃莉「あ、もしかして放課後、何か用事あった?」
以下略



10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/04(火) 23:25:09.77 ID:HoelAcgz0
乃莉「えっホントに!?すごいじゃん!」

なずな「ちょっと乃莉ちゃん、声大きいよ……」

乃莉「あっごめん、で、そいつに呼び出された、ってわけ?」
以下略



11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/04(火) 23:25:43.98 ID:HoelAcgz0
乃莉「へ?そんなん普通に断ればいいじゃん」

乃莉「てか私よりなずなのがそーいうの慣れてんじゃないの?」

なずな「そうかもしれないけど……」
以下略



12: ◆K27FRRVqmQ[sage]
2014/03/04(火) 23:28:26.06 ID:HoelAcgz0
あ、途中から酉消えてた
とりあえず今回はここまで


13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 23:38:40.13 ID:SmblRAhwo
待ってます!


14: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/09(日) 21:27:43.70 ID:JkZkpcFR0
ホームルームが終わり、放課後になった。
皆、授業が終わった開放感からか楽しそうにしているけれど、私だけは重い気持ちだった。
コートを羽織り、鞄を持って靴箱に向かう。乃莉ちゃんの姿をつい探してしまうが、まだどこにもいなかった。

いつもは人気のない学校の裏の竹林に、1つの人影があった。
以下略



15: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/09(日) 21:28:37.71 ID:JkZkpcFR0
男子「よかった、手紙見てくれたんだ」

男子「何ていうか……俺、君のこと、好きっていうか、その」

男子「よかったら、俺と付き合ってくれないかな」
以下略



16: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/09(日) 22:03:57.55 ID:JkZkpcFR0
靴箱に戻ると、携帯をいじる乃莉ちゃんの姿があった。
乃莉ちゃんの手の下で携帯ストラップが小刻みに揺れている。
夏休みに、みんなでディスティニーランドに行ったときに乃莉ちゃんとお揃いで買った、
四葉のクローバーにティーニーが乗っているデザインのストラップ。
私の携帯にも付いていて、見るたびにちょっとだけ幸せな気分にしてくれるそのストラップは、
以下略



17: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/09(日) 22:14:48.06 ID:JkZkpcFR0
乃莉「じゃ、帰ろっか」


そういって、乃莉ちゃんは私の手を取った。
落ち込んだ私をさりげなく励ましてくれるような乃莉ちゃんの優しさが、今日はなんだか心に痛かった。
以下略



18: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/15(土) 16:01:07.02 ID:TmZL9pLt0
夕方
ひだまり荘 203号室

乃莉「で、何作ろっか?」

以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/15(土) 16:26:47.11 ID:TmZL9pLt0
スーパーに向かう道はすっかり暗く、真冬の寒さが身に染みた。
でも、隣に乃莉ちゃんがいるというだけでなんだか心が暖かくなってくる。


乃莉「なずなは何食べたい?」
以下略



20: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/15(土) 17:09:52.35 ID:TmZL9pLt0
乃莉「あ、美味しそうじゃん」


お鍋の中を見て、乃莉ちゃんはそう言ってくれた。
私の切った野菜は大きさがバラバラだし、お豆腐は既に崩れかかっていて、お世辞にも綺麗とは言えないけれど。
以下略



21: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/19(水) 18:23:44.14 ID:y4gl9Sz10
なずな「だいたい無くなったね、いっぱい野菜買ったのに」

乃莉「うん、私も余るかと思ったんだけど」

なずな「ご飯はあるから雑炊できると思うけど、食べる?」
以下略



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