123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:05:51.03 ID:tbGW0px10
 ………… 
  
  
 ことり「ねぇ海未ちゃん聞いてー♪」 
  
124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:06:30.05 ID:tbGW0px10
 穂乃果「」zzZ 
  
 ことり「穂乃果ちゃーん。  起きてー」 
  
 穂乃果「ふ、ふわっ!?  地震……!?  きゃ、お父さんが家の下敷きに!  わ!  どこからともなく金髪の巨人がこっちに!  あぁお父さんが……!」 
125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:06:59.64 ID:tbGW0px10
 穂乃果「え?」 
  
 海未「ほら見なさい。  やはりあなたの勘違いで……」 
  
 穂乃果「当たり前でしょ。  ことりちゃんには私が16年半守ってきた処女をあげたんだから。  あれが夢だったって言うんなら私発狂して窓から飛び降りるよ」 
126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:07:35.03 ID:tbGW0px10
  
  
 海未「……気づいたら夜になってました。  昼間のことは実は夢で……なんてオチは用意されてないみたいですね、悲しいことに」 
  
 海未「……それにしても、まさか本当に穂乃果とことりが付き合ってるなんて……。  ……なんで私が選ばれなかったのでしょうか……。  なんで、どうして……?  そもそもあなたは廃校を阻止するために頑張るって、今はそれが大事だからって真剣な顔で言ってたから私は邪魔しないようにとこの気持ちを伝えるのを我慢してたんですよ……?」 
127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:08:04.72 ID:tbGW0px10
 ー1ヶ月後ー 
  
 海未「どうしましたことり。  急に家にきてほしいなんて」 
  
 ことり「うん……。  海未ちゃんには伝えておかなくちゃと思って……」 
128:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:08:49.22 ID:tbGW0px10
 海未「私よりあの子に言うのが先では?」 
  
 ことり「……そうだよね。  でも、言ったら私の覚悟が揺らいじゃう気がして……」 
  
 海未「確かに穂乃果にはあなたを快く送り出すなんて器用なマネ、できないでしょうしね」 
129:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:09:31.56 ID:tbGW0px10
 ことり「海未ちゃん、私のためにそんなに泣いてくれてありがとう。  大好きだよ」 
  
 海未「私も大好きです……」 
  
 ことり「……ねぇ、最後に一つだけお願いがあるんだ。  聞いてくれるかな?」 
130:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:10:14.91 ID:tbGW0px10
 ー時は過ぎー 
  
  
 海未「とうとう今日が来てしまいましたね……」 
  
131:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:12:23.66 ID:tbGW0px10
 海未「心配しないでください。  仮にあなたがあちらで大成功して日本に帰ってこれなくなるほど忙しくなったとしても、わたしたちがあなたの元へ遊びに行ってあげますから。  だから安心して勉強がんばってきてくださいね」 
  
 ことり「うん。  本当に……海未ちゃんが幼馴染でよかった。  大好き」 
  
 海未「ふふ、前にも聞きましたよ」 
132:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 07:13:07.87 ID:tbGW0px10
 ………… 
  
  
 海未(私が穂乃果と付き合えない理由……、それは記憶を無くした穂乃果はことりが好きだったという過去をも忘れていたから。  そんなあなたが私のことを好きになってもそれはきっと雛鳥が初めて見た相手を親と思いこむくらいニセモノで、……そして何より、記憶を戻したあなたに急に捨てられるのが私自身怖かったからなのかもしれません) 
  
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