過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:24:28.07 ID:ygwalSWe0
突っ込んでくるアクセラレータをかわそうともせず。

ただ、アクセラレータを、可憐な少女には似合わぬ拳でもって迎え撃つ。

そして。アクセラレータにミサカミコトの拳が触れる瞬間。
以下略



124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:25:10.84 ID:ygwalSWe0
アクセラレータは。意味がわからず唖然とする。

今まで、自分に触れられた人間など誰一人としていなかった。何が起きたのか。

だが仰向けに倒れたアクセラレータは、ここであることに気づく。
以下略



125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:26:00.99 ID:ygwalSWe0
『アンタ、一体、何を!?』

『なァに大したことじゃねェ。オマエの立つその地面だって自転してる。だから、そこのラインだけ、地球一周丸々自転の速度を遅らせてるだけだ。』

『なっ………!?』
以下略



126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:27:23.04 ID:ygwalSWe0

――――――無茶苦茶にもほどがある。
地球と大気、その膨大な二つに同時干渉を行う演算力。
どうしたらいいのか?
どうすれば勝てるのか?
以下略



127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:28:39.14 ID:ygwalSWe0
『さァて、これが最後の戦闘だ。さっきはイイ線いってたぜェ、ミコトちゃン?』

ミサカミコトは、アクセラレータの言葉などまったく聞いていない。
ひたすら思考していた。
―――ここにきて、初めて原点に戻って。
以下略



128:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:29:22.21 ID:ygwalSWe0
今にも泣きそうな顔で、ミサカミコトは。半狂乱気味に叫ぶ。

二人が挟んで立っているレールの錆びた鈍い色が、今はやけにアクセラレータの勘に触った。

チッ、と小さく舌打ちをして、アクセラレータはまっすぐミサカミコトを見据える。
以下略



129:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:29:51.58 ID:ygwalSWe0
『な――によ、それ………じゃあなに、アンタはそのレベル6になるために私を何度も殺して―――
なら、私はなんなの?レールガンを128回殺すって、普通に考えて不可能じゃない!?
御坂美琴は一人しかいないのよ!?一回死んだら終わり――――』

終わって、いないではないか。それとも、御坂美琴は128人居るというのか?
以下略



130:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:30:30.45 ID:ygwalSWe0
『なによ……それ……ふざけないでよ…イカれてるわ、こんなの。
なんなのよ…私は、御坂美琴……そう、そうよ……外に出ればわかることだわ……
アンタを倒して、外に出て、真実を知ればいいんだ。
私に関しては、それで全てわかる』

以下略



131:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:30:58.78 ID:ygwalSWe0
ああ、そっか。やっぱりか。
わかっちゃった―――私も、レベル5だから。
もう聞くまでもない。紡がれる言葉を、遮って。
この人を、助けてあげよう。
この人は、ただ――――


132:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:32:11.86 ID:ygwalSWe0
『――――辛かったわね』

あァ?と、思わず間の抜けた声で返してしまうアクセラレータ。
何をいってるんだ、この女は?

以下略



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